イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) |
最後のどんでん返しがとにかく有名。会社の後輩が先に読んで、本当に普通の遠距離恋愛話だったのに、最後の2行ですごいどんでん返しにやられた、と聞いて、2行で全てが変わるなんてどんな話だろう、と思って、読む前に、実は、相手は女性じゃなくて男性同士だった、という仮説を立てたが、出会いからして合コンで、あっさり外れた。
けど、真ん中あたりから、つじつまのあわなさを感じてたし、答えが出ても、ああ、そうね、だからつじつまがあわなかったのね、という感じだったかな。二度読み返す小説、と言われるが、ヒロインの繭が最初から彼を改造しようとするところも嫌いだし、登場人物が魅力が無い、恋愛小説としても後味が悪い、ということで、まあ読みたくないな。 でも、乾くるみはもっと何冊も読んでみたい作家です。 |
Chronos (Ac3 Dts) [HD DVD] [Import] |
MIRAMARでのDVD化から数えて3度目のDVD化ですが、本編先頭から14分位の、ルーブル美術館のビーナス像からギリシャのアクロポリスへの場面の切替わりの箇所で画像が破綻している点が惜しまれます。米国ではリリースされてるBlu-ray版は、米国アマゾンのカスタマーレビューにPS3での再生トラブルが報告されてるだけに、詰めが甘い感が拭えません。
本来、アイマックス向けに制作された作品であり、家庭用の「大画面」テレビで観てもなお、その迫力が削がれ真価を発揮出来ないのも難点ではあります。可能ならプロジェクター等で観るのがおすすめ。 |
Live at the Hurrah Club [DVD] [Import] |
以前VHSでも出ていたらしいライブのDVD化です。ホームビデオで撮ったような画質で、はやりのデジタルリマスターなどとは無縁の世界です。が、これが淡々とした演奏とあいまって、何ともいえずイイ味です。Alison Statton のちょっと緊張気味な仏頂面を堪能して下さい |
アンジェリークSpecial2 |
アンジェリークの決定版、と個人的には思ってます。 システムもアニメーションもかなり出来が良いですし、新キャラがきちんとその役割と個性を持っていて、単なる増員として浮いていないという印象を受けました。 プレゼントシステムも、自分が何を買ったのかきちんと見られるので、単なる文字とデータだけの買い物よりは楽しいかと。 主人公の性格選択が可能で、それによって微妙に相性が変化したり、なによりお部屋が変わるのが嬉しいです。 |
デ・ジ・キャラットにょ プリンセススクールBOX [DVD] |
プリンセススクールグッズが素晴らしい出来です 特にペットボトルホルダーは単品でも販売できる位素晴らしい物です 鈴の音が、またいいんだね!これが! これだけでも買いです!! |
悪人 |
分厚い一冊ですけれど、読むほどに入り込めます。瑣末なやりとり、感情を細かく細かく描いていて、何とも生々しいですね。自分が役に移りこんでしまうような感覚さえ覚えます。
「悪人」という言葉そのものについて、読み終えたあと随分考えてしまいました。 |
君が教えてくれたこと |
数々のバージョンで繰り返される「サモア島の歌」に加え、 美しいメロディーの数々を聴いていると、心が自然と落ち着いて 気持ちがリラックスしていくのが分かります。「君が教えてくれた こと」は結婚式の花束贈呈などにも使えるのでは。 残念なのは挿入歌として使われていたドナ・ウィリアムズの 「Beyond the when」が入っていないこと。 これが入っていれば完璧なサントラとして、星5つになった |
LIAR GAME 4 (4) (ヤングジャンプコミックス) |
今回の密輸ゲームはルールが難しいので、確実に最初に出てくるルールを理解してから、読み進めるべき。
でないと、面白さが半減する。 |
デ・ジ・キャラットにょ (フラワーコミックススペシャル) |
いかにも、少女漫画らしいイラストです。でじこの毒もさっぱりだし、ぷちこも無表情じゃないし。まあ、やっさんは相変わらずバカだけど。2話目からはイラストも少しずつ変化してきたので、俺的には、まあまあってとこかな? 本当にデ・ジ・キャラットが好きならともかく、普通に好きって人は買わない方がイイかも? |
虹色ハミング |
去年の2月、「芽生えドライブ」でいきなりハイクオリティな楽曲でポップシーンに登場した
marble。そこから「空中迷路」「青空loop」と傑作シングルを連発し、ちょうど一年後に このファーストアルバムが出来上がった。いわゆるアニソンアーティストではあるが、 これはもうアニソンというか、優れたポップ・ミュージックの一つとしてカウントしても 全然構わないと思う。アニメソングとして機能している上でポップも鳴らしている。 これは是非聴いてもらいたいと思った。 14曲と大入りになっているがそれぞれの楽曲がカラフルでバランスの取れたものに 成っている為、かなりサクサクと聴ける。アレンジもかなり良い。普通にいいんではなくて 完全に振り切れたレベルでのアレンジ力を発揮していると感じる。 ポップなのもあるがそれだけじゃなく色々な音楽を吸収して作ってるなあ、と。 エレクトロな楽曲もあれば、小気味良いロックミュージックのような楽曲もある。 まあ基本的にはゆるぎないポップが軸になっていて実に聴き応え十分だし、 どの楽曲もあたたかくて新鮮なエッセンスを感じるいい作品になっている。 またmiccoの声も非常にいい。例えば「青空loop」での繊細な息遣いは心地良いし、 「虹色ハミング」では逆に突き抜けた唄い方が印象に残る。それ以外の曲も実に丁寧、 だけど大胆な部分もあり楽しめるボーカルにもなっている。彼女はこのアルバムでは5曲の 作曲を担当しているが、全部marble色になってるのは二人がちゃんと意思疎通できてるから なのかな、と思ったり。ベクトルが同じに聴こえるのが素晴らしい。 去年の自分のベスト・ソングは「空中迷路」だった。 この曲は何が何でも聴いてもらいたい、幻想的で涙が出るほど優しい曲だと思った。 もっとmarbleが認知されることを願って・・・。 |