ファミコンソフト100本組手 part.22
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【韓流】ただいま恋愛中
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グルジア対ロシア
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涼宮ハルヒの戸惑   プレイ動画 ※ガチホモ注意報
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Final Fantasy II Opening CG
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海老原美代子メッセージ動画(ウェザーマップ所属気象予報士)
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dancing to 働きマン
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まぼろし探偵 OP
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CM Fujifilm 樹木希林イナバウアー
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働きマン (1) (モーニングKC (999))
==良かったところ==
視点がユニークだと思う。課長島耕作などの多くのビジネスマンガでは基本的な構成が既に確立されていて、だいたい、問題発生(取引先をライバル社にとられたなど)、機転とアイデア、問題解決という流れ になっている。そのゴールはふつう極めてプラクティカルで、会社にいくら貢献したかとか、同僚よりいかに早く上まで出世するかとか、いかに知り合った美女たちとセックスするかなどというものである。

ところが安野モヨコの働きマンではこの定石を全く無視する。「私の人生にとって仕事とは何なのか、仕事とは人生の一部分なのか、全体なのか」というお金(キャピタリズム)や出世を超越した所にある実存主義的なものがテーマになっている。第一巻ででてくる問題は、仕事に打ち込むほど彼氏と離れていジレンマ、芸能人のスキャンダルのようなゲスな仕事も誰かがやらなくてはいけない現実、仕事より私生活を優先 する同僚に対する憤慨、やっととってきた夢の仕事を他人にやる上司の理不尽、、かわいい女のことしてうまく世渡りする同僚に対する軽蔑と嫉妬、など、どんな優れた「アイデア」でも 根本的に解決不可能なものである。

ここに主人公の松方弘子が苦悩するのは、仕事とは「人がいやがることをやることの代償に報酬をもらうシステムである。」という「仕事=便所掃除論」ともいえるキャピタリズム創設以来の本質を受け入れることを拒絶していることに原因があると思う。弘子が求める理想は「仕事は自分を幸せにし他人も同時幸せにするべきものではないか」というマルクスが150 年前に提示したものと同じである。これが2004年の日本で再び新鮮に見えるのは、それが社会動物である人間の根本的な欲求であり、お金を追及した極限であったバブル後の大不況への失望が我々にあるからだと思う。と少し難しく書いたが、ほぼ数ページに1回でてくるおしゃれなユーモアなせりふが楽しい(「何もいわずにだす。セックスの傾向が見えるぜ」とか)。あと、安野モヨコの絵が下手という人が多いが、私はデスノートのような「アニメ絵」とは違う魅力がある思う。狭い編集室の風景が単調にならないようにカメラアングルが下からとか上からとか工夫してあったり、登場事物の服が毎回違っておしゃれだし。

==悪かったところ==
ひとつは第一巻の第一話を超えるパワーのある話が少ないこと(特に3巻以降)。二つ目は著者が現実の雑誌に取材をしたわりには、でてくる現場が素人でも想像できる範囲でリアリティーにかけること。「へえー。週刊誌ってそうやって作るんだ」というような舞台裏をみることがない。三つ目は作者が女性のせいか、上司や同僚の男性がモデルのようにりカッコよぎるような気もする。現実には90%の人間の仕事の悩みは上司関連のはずだが。どう見てもものすごく恵まれた職場で、あまり弘子に感情移入できない。

 

ロックマンX6 PlayStation the Best for Family
このゲームはステージが難しすぎて死んで覚えるというより死んで進むゲームになってます。自分だけですかね(笑)
ただ、ステージのレベルやもうめちゃくちゃなストーリーは置いておいて、やっぱりやってて面白いと思います。X5みたいに手抜きじゃないので8ボスにちゃんとボイスもついてますし、BGMも良いですし。
難しすぎるけど面白いものは面白い。
難しいアクションゲームをやりたい人にはおすすめできるゲームです。

 

エイトマンAFTER〔1〕 [VHS]
マンガ版エイトマンのオズマを倒した所から物語が始まります。なんと東八郎のデータが今作の主人公、風間と言う刑事に書き換えられていて原作ファンにはショッキングなストーリーです。(なぜ書き換えられたかは観ればわかります)原作にでてきたキャラも登場し、彼等の変化も見所です。エイトマンを知らない方がこの作品を観て原作版・アニメ版を観るのもいいですし、エイトマンをリアルタイムで見た方にも観てもらいたいです。

 

TVジャズ・アンソロジー~Makoto Kuriya Produces~
Jazzの魅力の一つはアレンジであると思う。素材がどのように調理されているかを味わうのはリスナーの喜びだ。ライナーノーツを見て参加ミュージシャンの顔ぶれにも「おーっ」となった。
鉄腕アトムのテーマが綺麗なピアノで語られ、Lonely ManがShougunに負けないパワーで奏でられている柔も豪もつまったわくわくさせる作品に仕上がっている。

 

Piss(ピス) (講談社文庫)
室井さんの書く女は「どうして?」って思ったことをしたり、されたりする。現実にはこんな女いない!って思うけど、何か妙に現実味がある。
今まで著者は「熱帯植物園」「血い花」と二冊の短編を発表しているが、

個人的にはこの「Piss」が一番お勧め(勿論、最初の二冊を読んだ上で読んで欲しい)。特に『鼈のスープ』と『退屈な話』が好き。室井さんは後者の様な小説も書けるんだな、と今更ながら驚いた。


 

ファイナルファンタジー ヴォーカル・コレクションズI-祈り-
過去の作品でも、良いものはいつまでも良い物で有る事を証明出来る作品では無いでしょうか。
ゲームをする時間はめっきり減ってしまいましたが、BGMで聴いて居たい貴重なゲームミュージックの内の一つです。

 

Figma 涼宮ハルヒの憂鬱 キョン 制服 Ver.
確かにアニメ、特に俗に言う萌え系アニメでは男キャラがないがしろにされてる感は否めませんけどね。しかし今回のキョンと古泉の予約数は相当のものだと聞いています。
これを期にぜひ男キャラのフィギュア化やグッズ化が進んでくれるとうれしいですね。

 

自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
業田義家氏原作、4コマ漫画の映画化です。2007年上映。

4コマ漫画といういわば贅肉を極限にまで削ぎ落とした表現方法を「純文学」と喩えると、連続した映像と音声とで構成される映画は完全な「大衆娯楽」「エンターテイメント」です。このまったく性質も意味も異なる2つの表現方法を、相互に行き来することはドダイ無理というものだと個人的には思います。オリジナル作品の根底には一種のアナーキーともいえる不条理性が色濃く根底に流れていてそのうえで「究極の夫婦愛」を伝えていましたが、そうした要素を映画にコンバートするにあたって、笑いとギャグを交えながらわかりやすく変換させてあげる必要があるのだな、と改めて思いました。だからオリジナルとはまったく別の物として鑑賞すると、これはこれでけっこう楽しめます。そして、ついホロリとさせられます。最後に少し嬉しくなれます。たぶん、映画はそれでいいのだと思います。

主演の中谷美紀さんといい、阿部寛さんといい、脇を固める西田敏行さん、カルーセル麻紀さんといい、それぞれが持ち場ですばらしい演技を披露していますが、最後はお互いに支え合う「究極の夫婦愛」が伝わってきます。確か原作の舞台は東京だったと思いましたが、大阪の下町、しかも通天閣の近くの飛田へと移すことで、エンターテイメントの要素がほどよくブレンドされています。

繰り返しますが、この映画をオリジナルと比較することは、あまり意味がないと思います。映画は映画として十分楽しめます。それにしても、阿部寛は40代に入ってからドンドンよくなっていきますね。

 

FINAL FANTASY XI ジラートの幻影 オールインワンパック2003(Win版)
Lv20までは少し頑張ればレベルは上がります。丁度良い達成感を味わえる辛さです。この辺りのバランスがずっと続けば良いのですがねぇ。それ以降はじわじわと辛くなってきます。原因は取得できる経験地の量です。キャラクターと戦うモンスター、お互いの強さの関係で取得できる経験地が決まります。例えば、Lv1の時に「丁度良い」を倒して貰える経験地と、Lv20の時に「丁度良い」を倒して貰える経験地は同じ比率です。でも、HP量の関係で戦闘時間は長くなります。加えて、次のLvupに必要な経験値量も多くなります。これが、時間がかかると言われる所以です。Lv30あたりでギブアップする人も多いでしょうね。「この先もっと辛くなる」と。純粋にこの世界が好きじゃないと、何もかもが嫌になってやめるでしょう。ただし!それは「ソロプレイメイン」でやった場合です。清い出会いと正しい交流関係が築けたなら、「みんなで一緒に世界を冒険するのが楽しい」という評価になります。皆さん忘れちゃいませんか。FFXIのテーマは「絆」です。そのような事情からも、パーティープレイを重視しないとなかなか先へ進めないようになっているわけです。(と僕は思う)ソロでも何の苦労も無くサクサクと進めれる。気軽にチャットしながら冒険。そんなゲームが好きだという人はやらないほうがいいです。いや、そんなんじゃ楽しめない。手に汗握る緊張感と苦労が欲しい。「仲間」と一緒に、命をかけた冒険をしながら、ゲームの世界を楽しみたい。そんな人にはお勧めです。FFXIが初オンラインゲームだって人は、たくさんの人と出会い、共に楽しい出来事を共有して、この世界を楽しんでください。それができれば、最後まで飽きずに楽しめるでしょう。既に他のオンラインRPGゲームを経験したという人は、自分のオンラインゲームに対するプレイスタイルと相談してから、このゲームをやるかどうかを判断してください。そのほうがいいでしょう。ちなみに私はLv30半ばで引退しました。リアル事情ということもあったのですが、あの頃はなかなか時間がとれなくて、ほとんどソロでチクチク稼いでいました。フレンドは多かったんですけどね。引退記念に仲間達に手伝って貰って、最後に飛空挺パスをとれたのは今でも良き思い出です。

 

血(あか)い花 (集英社文庫)
現在に至るまで発刊されている室井氏の作品の中で、最も好きな作品が本書の表題作「血い花」だ。

なぜ、これほどまでに彼女の描く人物たちはいじらしいのだろうか。どうしようもなくいじらしく、そんな有様が私は愛しい。もう何度も読み返しているが、この作品の最後の一文を読む時、私は決まって涙してしまう。
室井佑月はいつだって、“噛む”女を描く。痛みを噛んで噛んで、これ以上成す術がないというほど、“噛む”女。しかしその裏側で、その痛みを感じ、涙を流さずに泣いているもうひとりの自分がいる。それでも、なお傷を与えるように、その痛みを見つめて描く。噛み締め過ぎた歯茎から血が滲み、それを呆然と見つめるような哀しさ。これが著者の本質だ。

「室井の作品はおもしろくない」と言う人がいた。そんな人は、この世の中で、生きることに何の生き辛さも狂おしさも抱えていない、不感症な人間だ。私には断言できる。