アイシールド21イラスト集FIELD of COLORS (ジャンプコミックス) |
自分が好きな井上雄彦先生との対談が目的で買いました。
アイシールド21の作風がSLAMDUNKのそれに似ている。とても興味深い対談になりそう。そう思ったので買いました。対談は井上先生がアイシールド21を知っているようで、興味があるような感じでした。そして稲垣、村田両先生とも井上先生のファンで、互いにスポーツやマンガの話で白熱します。また井上先生のSLUMDUNKの裏話もあります。 この対談はアイシールド21のファンもSLAMDUNKのファンも楽しめる対談です。そして私はこれがスポーツマンガ界の伝説と化したSLAMDUNKと、今最も熱く伝説に近いと思うアイシールド21のとても貴重な対談だと思います。 しかしそれだけではありません。イラストは描き下ろし付きのオールカラー約80枚。モノクロでも迫力ある絵の村田先生ですが、イラスト集自体が大きく描き下ろしでないものでもとても見応えがあります。また村田先生のコメントもそれぞれついています。 実はイラスト集買うのは初めてで、マンガの素人にとって最初は値段の高さにびっくりしました…。しかし!買って中を見ると、予想を覆す内容でした。これはスポーツ系の漫画家を目指す人はもちろん、キャラの豊富なマンガを描きたい人、そして漫画を描けないけどファンだという人にオススメだと思います。 |
“環境問題のウソ”のウソ |
私も多くの方々と同じように武田氏の本を先に読んで、これまで平均以上にリサイクルやゴミ問題に関心を払ってきたつもりでいた人間として、少なからぬショックをうけていました。
この本はまず武田氏の本にある数字の怪しさを主に指摘しているので、最初の方はあまり説得力を感じませんでしたが、途中から徐々に何とも言えない打ちのめされたような気分になりました。確かに武田氏の論拠の「がさつ」な点は指摘の通りなのでしょう。でも、なんか完全に納得しきれない気持ちもあります。環境問題はつかれます。 ただ、この本では武田氏の批判ばかりなのですが、そうではなく、武田氏の本に書かれていたウソではない面、著者の山本氏が納得できる面についてももっと積極的に書いてほしかったと思います。賛成と反対に分かれて非難しあうのではベクトルが良い方向へ向かうとはとうてい思えません。 リサイクルの名の下に安心して(罪悪感なしに)ゴミを捨てている社会に冷や水を浴びせかけたという点では武田氏の本は、たとえ数字が間違っていても、大きな意義があったと思うし、それを踏まえた上で発展的に話をつなげていくべきなのではないでしょうか?ただ批判ばかりだと、なんかみんな環境問題から引いていってしまいそうな気がします。 もう一度賛成派と反対派というレッテルを張り合って相手をやり込めあうようなやり方ではなく、環境問題の問題点を探り合っていくような話し合いを望みます。この点で星一つ減点かなぁ。 |
特打ヒーローズ 宇宙戦艦ヤマト タイピング・ワープ (説明扉付きスリムパッケージ版) |
パソコン歴一年強のおっさんですが、そのうち自然に覚えるだろう・・・と、思ってたタイピング、いつまで経っても慣れませんでした。
そこで、決意して買ったのがこのソフト! 買って大正解でした。なにせ地球の運命がかかってるので、本気度が違います!必死こいてゲームをクリアすると、ヤマト世代感涙の特典ムービーが見られるわけですが、3D映像の戦闘シーンはかなりリアルです。(ただし、2Dキャラはほぼ口パクのみ&800MB超えの大容量が必要です)懐かしの名シーンを見る為に沖田艦長に怒鳴られながら、一生懸命訓練してます。 声優陣も、感激のほぼオリジナルメンバーですが、(森雪の声に30年ぶりに萌え〜!!)残念ながら、古代進役、富山敬さんは亡くなられてたんですね・・・そこだけ残念!(合掌) |
風の男 白洲次郎 (新潮文庫) |
白洲次郎の遺言はあまりにも有名である。
葬式無用 戒名不用 のたった2行。 この遺言のため、大々的な葬儀は行えなかったが、それでは白洲次郎の数多い友人たちが納得しない。 ということで、1年後の命日、「白洲次郎を偲ぶ会」が開かれた。次の年も開かれ、語録を出してはどうかということになった。 そこで、正子夫人から白羽の矢が立ったのが、当時の成城大学の講師の青柳恵介氏である。年は若いが生前の白洲次郎氏と面識があった点も理由の一つだった。 白洲次郎には英国式の不思議なユーモアがあり、人の記憶に残る語録がたくさんあったが、いざ集めてみると、その場の雰囲気や時代背景なしには面白味が伝わらない。 青柳氏は苦労の末、大量の戦後資料を読み込み、伝記、小説、語録の融合した白洲次郎伝を書き上げることになった。 本書の魅力はなんといっても、白州正子夫人をはじめとして、生前白洲次郎氏と親交の深かった人たちの全面協力を得ている点で、人間白洲次郎を表すエピソードが多数収集されている。 また、構成もよく練られ、ビジネスマン時代の白洲次郎が横浜からサンフランシスコに向かう大洋丸で、帝国軍人の辰巳栄一と出会い、軍部への悪口をふっかける印象的なシーンから始まっている。 本書は読み物としても第一級の書物だ。 |
Path of Independence |
平原綾香さんのアルバムは、前回のベストアルバムに続いて2枚目となります。
今回のこのアルバムでは、綾香さんの歌唱力が一段とアップしているように思えました。 とてもクリアな歌声で、今までのような息継ぎも入っていませんでした。 歌は、どれも素晴らしかったです。 まさにベストアルバムだと言えると思います。 中でも、綾香さんご自身による作詞の歌がとても共感できました。 もちろん曲も最高です。 全体を通して、希望が持てるような歌がほとんどだったので、聴いていて幸せな気持ちになりました。 そして、最後の「To be free」は本当に感動しました。 このアルバムは、たくさんの人たちに聴いてもらいたいです。 心が清らかになれるメッセージがいっぱいの、とても素敵なアルバムだと思いました。 私の心の奥深くに届きました。 余談ですが、私は先ほどから突然高熱が出て、体がぶるぶる震えるほどぞくぞくしてきました。 関節も少し痛かったのでインフルエンザだと思います。 ところが、その状態で寝ながらこのアルバムを聴いていたら、急に寒気がなくなり呼吸も普通に戻り、只今夜中の1時過ぎですがラーメンを作って食べました。 もう全然しんどくないです。 熱はさすがに38度台ありますが、全く元気になりました。 ということは、このアルバムは「魔法の力を持っている」ということではないでしょうか。 とても強い癒しのパワーがあるのだと思います。 平原綾香さんに、心より感謝したいです。ありがとうございました。(12月27日) |
ターミネータパーフェクト2.0 |
抹消スピードが半端じゃありません。絶対、絶対、絶対お勧めです。 |
Best of Sessions at West 54th 1 [DVD] [Import] |
スザンヌ・ベガ、ショーン・コルビン、アニ・ディフランコ、リッキー・リー・ジョーンズ、エミルー・ハリス、シンニード・オコーナーが1枚で見れるのはうれしい。女性ではパティー・スミス、ジェーン・シベリーも。他にもリチャード・トンプソンの弾き語り、ダニエル・ラノアのギターパフォーマンス、ヨーヨーマのタンゴとか、ウイントン・マルサリスのオーケストラ・ジャズも、こんなのあります的に見るのによいです。ベン・フォールズ・ファイブとケブ・モーもかっこいい。外れなしです。1枚のDVDでじっくり見たいアーティストもいますが、1枚分見るとちょっとツー・マッチなアーティストもこのようなDVDで気軽に見れるのがありがたいです。リージョン・フリーで歌詞やしゃべりは英語字幕で見!ることができます。 |
宇宙戦艦ヤマト解体新書 |
私はヤマトのゆるいファンなので
あまり細かい事までは知りませんが、 飽きることなく、最後まで、とても楽しみながら読めました。 作者氏は良くぞここまで細かく調べたなあ、と感心しつつ。 ひとつだけ気になったのは、 ヒス副総統の「ガミラスにも敗れることもあったのです」という台詞についてです。 私はこれを「無敗のガミラスもついにヤマト相手に敗れるに至った」と解釈していましたが 作者は「過去にもガミラスが戦いに負けた事がある」と解釈しています。 どちらが正しい解釈なのかは知りませんが、 ここへ来て新たな謎が生まれたことで、まだ当分ヤマトを楽しめそうです。 本書にはほとんどイラストやカットの類が載っていませんが、 出来れば、今度はビジュアル面にもツッコミを入れた第二弾を読んでみたいと思います。 ぜひ、実現させて欲しいです。 |
ローリング・サンダー航海日誌―ディランが街にやってきた (河出文庫) |
この本は、劇作家で俳優のサム・シェパードが“ローリング・サンダー・レビュー”の記録映画『レナルド&クララ』の脚本を頼まれた――結局執筆せず――ことから、“レビュー”に同行したさいの記録です。短いエピソードの連続なので読みやすいです。 「訳者あとがき」が指摘するように、事実の記載が非常に主観的で時には著しく歪んでいるようなので、まるごとは信じられません。とはいえ、シェパードは、アメリカの再発見を試みた“レビュー”の思想を体現する、ふたつのクライマックスを明らかにしています。 ひとつは、まったく有名でない、メイン州ウォーターヴィルでの、「長いあいだディランの音楽を聞くだけで、ディランの写真を見たことのない盲目の男」をはじめとする「金のない」人々の前で行った家族的なライヴ。もうひとつは、あまりに有名なマジソン・スクエア・ガーデンでのルービン・カーター支援コンサート。 このふたつのエピソードを読むと、なぜシェパードがディランに入り込みすぎ、記述が主観的になるのかについておおよそ見当がつきます。すなわち、たぶん、ライヴ・パフォーマー・ディランも、劇作家・シェパードも、メディア(テレビ、新聞、レコード)を介さないオーディエンスとの接触、そしてマイノリティ、冤罪者に対する共鳴と理解に帰結する理想的な“アメリカ”を、誰に教えられることもなくそして改めて発見するまでもなく、旅の前からあらかじめ自分の内にもっています。シェパードは、その“アメリカ”を文学的に確認することだけに自分の筆を賭けたのでしょう。その賭けの試みは大成功です。 なお、“レビュー”の客観的事実について知りたい方々は、ボブ・ディランの二枚組CD『ローリング・サンダー・レビュー』のライナー・ノーツ執筆者であるラリー・スローマンが1978年に出版した“On the Road with Bob Dylan”(未訳)を読むとよいでしょう。 |
GAME SOUND LEGENDS SERIESシリーズ「ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.1」 |
いやぁ、ついに復刻。うれしいです。 当時買いそびれて、もう手に入れるのはほとんどあきらめていた だけに、とにかくうれしい!早速予約しちゃいました。 マイナーどころ(?)のHOPPING MAPPYが収録されているのが ポイント高いです。ナムコファンならずとも是非買いでしょう。 |