容疑者Xの献身 (文春文庫) |
これまで読んだ東野さんの作品の中では1番でした。
他の方のように的確な批評をすることはできませんが、 読み終えた時に感じる満足感、充実感そしてすがすがしさ はこれまで感じたことがないほど凄まじいものでした。 トリック自体にも度肝を抜かれましたが、それだけでなく 登場人物達による人間ドラマにも心を打たれました。 |
スーパーヒーロークロニクル 特撮スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集III |
先ず、本CD集の屋台骨となるのは、作品の知名度・人気度とも高いものがある
「勇者ライディーン」で間違いない。 小森昭宏の手による曲に数々は、 同時期の実写作品「忍者キャプター」「バトルホーク」同様軽快で耳に心地よい。 そこに絶頂期ともいえる子門真人、堀江美都子のボーカルが入るのだから、 「良さ」は約束されたようなものだ。 「マジンガーZ」以前の巨大ロボとして幼少時の記憶に残る 「アストロガンガー」の収録がうれしい。 これも小森昭宏作曲だが、ボーカルは若々しい水木一郎によるもの。 「ゴライオン」「レザリオン」「ゴワッパー5ゴーダム」と名曲が並ぶが、 スピード感溢れる「光速電神アルベガス」が良い。 MoJoの、気負い無くさらっと歌い上げているのに力強い感じは、 他の歌手には表現出来ないような気がする。 「ダンガイオー」は未見の作品だが、渡辺宙明作曲で水木一郎・堀江美都子のボーカル は、パワフルで素晴らしいの一語。 歌だけで「スーパーロボット」の世界を表現出来ている 感がある。 このように素晴らしい曲群であるが、私のイチオシは 「合身戦隊 メカンダーロボ」 から渡辺宙明・作曲・水木一郎・ボーカルの二曲である。 オープニング「トライアタック!メカンダーロボ」のスピード感、 作品世界を見事に表現した歌詞共々記憶にとどめて欲しい出来。 エンディング「さすらいの星ジミーオリオン」は水木一郎の得意分野である バラードであり、主人公・ジミ−・オリオンの境遇を描き出した佳曲である。 (この作品、曲にどうしても思い入れのある分、自分のイチオシであります) 全曲レベルが高く、スーパーロボット主題歌・挿入歌の素晴らしさを 知るにはハズレの少ないCD集だと思う。 |
ブレードランナー(サントラ) |
ヴァンゲリスの『テーマ』を購入後、急遽結成された様な
名前も忘れてしまったバンドによる演奏の版を購入。 その後、漸く、「本物のサントラ版」を購入。 「偽者」だらけのディック的世界を「演出」した訳じゃ有るまい。 さて、CDのレヴューを。楽曲の充実振りは「目録通り」だが、 嬉しいのは、デッカードのモノローグの台詞や、 「エスパー・ヴィジョン」で、グリッド移動させる時の デッカードの音声コマンドだけでなく、「エス・ヴィ」自体の 「カシャッ!カシャッ!カシャツ!...」と言う 作動音まで、ちゃんと収録されている。デジタルの CDだから、ノイズ類は、一切聞こえず、 「人間の声と機械音」だけ。 でも、15年程前なんだよ。此れ買ったの。 今じゃ、ノイズキャンセラーのヘッドフォンが 当たり前の時代なんだけれども、逆に、一体 何を聴きたいのだ、と思ったりする。 ノイズキャンセラーフォンで 「ジョン・ケイジ」とか「聴いて」見ればー。 |
牡丹の庭 (講談社文庫) |
これは初めて読んだ芝木氏の短編集。長編の巧い作家の短編にありがちな息苦しさはあるものの、舐め味わいたいほどの美味なフレーズ多々。特に「聲」が良い。いわゆる「小さなしあわせ」が、圧倒的な大きさで迫ってくる。その上、さらにラスト最後一行で、その脆さ、危うさまでもが表現され、短編ならではのすばらしさが極まっている。 |
ALIENS VERSUS PREDATOR 2 ~PRIMAL HUNT~ Expansion Pack |
これは映画が好きな人として非常に楽しめます。 プレデターのビジョンモードを見たとき感動しました。 映画でご存知のように、対人ビジョンでの光景はすばらしいの一言です シングル海兵隊はなかなか難しいのでがんばってください。 シングルプレデターは突っ走るとすぐ死にます。 シングルエイリアンは最初はきついですが成長して成体になったらやりたい放題です。 |
ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険 [DVD] |
今年も「ワンピース」の映画が公開される時期になり、劇場やTVなどのCMを観て、「『ワンピース』の映画で観てない作品を観てみよう。」と思いまず最初に本作品から見てみました。
「ワンピース」は腕がゴムの様に伸びたりして、「あまりにも非現実的だ」と思って見ない人も多いと思いますが、「ワンピース」はそのような人にこそ見て欲しいです。「仲間を大切にすること」や「生きることの大切さ」等大人が見ても教えられることも少なくない作品です。 もしかしてみたこともなくてイメージだけで、「ワンピースは面白くない」「ワンピースは子供の教育上良くない」と思っている人はとりあえず一度見てみてください。原作やアニメを全部見ろ、とも言えないのでとりあえず本作品だけでも見てみてください。その他の映画作品でもいいです。 |
キョロちゃん サントラ |
こちらでは「ココナッツ娘」でクレジットされていますが、やはりメインは栗リコーダーカルテットでしょう。今だと「クイール」より、NHK教育の「ピタゴラスイッチ」の音楽の~と言えば分かる方も多いのではないかと思います。 のほほんとしつつも、どこか少し人を食ったような(褒め言葉です)雰囲気もある曲が並んでいます。栗Q入門CDとして、ベスト版の次にお勧めします。 |
ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション [Blu-ray] |
はい来ました。
もちろん買いますよぉ(泣)。 ブレードランナーとスター・ウォーズとターミネーター2。 買い替え御三家ですね。 けっして「ふたつで充分」ではありません。 ブレランはえーとVHSの頃から比べるといくつめだ? VHSのトリミング版からLDになりワイド版になり、最終版になり それからDVDになりアルティメットになりさらにBlu-rayになり 今回それがアルティメットになり・・・ なんだまだ8つ目か。思ったより少ないなぁ、なんて。 これだけ充実した映像群をパッケージで鑑賞できるのだから いい時代になったとは思うのですが かれこれ27年も前の映画なのだから そろそろちゃんと決着つけませんか? ね、スコット監督とワーナーさん。 次に進化版をまたなんらかの形で出すつもりなら 3年後の30周年の時か2019年かのどちらかでしょうね。 また踊るんだろうなぁ、俺。とほほ・・・ ↑馬鹿だね、コレクターって(自虐)。 |
ムーラン・ルージュ |
映画を見て使われている歌の数々にしびれて購入しました。特に好きなのは7曲目のU2のボノ等が歌う「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」、すごいスタイリッシュです。あと「カム・ワット・メイ」のニコールとユアンのデュエットも素敵です。 やはりDVDを見てから購入するのがお勧めですねー。 |
きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS] |
今回のお話は恭介が超能力を使うことが全くなく。普通の高校生として話が描かれている。あくまで恭介、まどか、ひかるの三人の関係がメインだ。それだけにリアルな恋愛ものとして描かれているのが印象的だ。恭介、まどかは少しずつ大人になっていき、お互いを求め合い、必要になっていく感じが丁寧に作られている。そして、その反面その関係からつまはじきにされ、おいてきぼりをくらったひかるの孤独と悲しみが見ていて辛いもある。誰かを愛すると言うことは同時に違う別の誰かは愛さないということだ。それは解っているが、こうまで当たり前にやられると。見ていてやりきれないものがあるが、それがこの映画の魅力だともいえる。 |