Atom Heart Mother |
もうX10年もこの作品を聴いています。たまに聞き返すのですが、すこしも飽きません。これ以後のフロイドのモチーフの殆どが出ていると思います。ドローンドローンと繰り返すウォーターズのベース、宗教曲のように荘厳なライトのオルガン、そしてやたらスケールのでかいギルモア博士のギターです。繰り返しが続き、唐突にハッと目が覚めたように次の部分に入っていく構成。それからこの曲の途中にどこか九州辺りの日本民謡みたいなコーラスが入りますね。バッサンコ、バッサンコと聴こえる。あそこも好きです。デブでよろよろになってしまった浴衣が似合いそうなギルモアの「デブでよろよろの太陽」は、フロイド屈指の名曲でしょう。エンディングのギターが物凄く良い。 |
南国少年パプワくん (1) (ガンガンコミックス) |
ドラクエ4コマ漫画劇場でも話題をよんだ柴田亜美先生のデビュー作! (しかもアニメ化もした!!) もとイラストレーターだったとは思えないかっとばしたギャグセンス! 主人公シンタローはある島で謎の怪力少年パプワという少年に出会います。 そしてその島には喋るかたつむりや魚やザリガニが…!! 次々と現れるシンタローを狙うガンマ団のメンバーもどこかぬけてて |
ルートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスター [DVD] |
全四時間という長編大作映画ですがまったく退屈しません。
むしろ画面に引き込まれて時の過ぎるのが忘れるくらいの面白さでした。 バヴァリア(バイエルン)国王ルートヴィヒ二世の一代記です。 この手の映画は時代背景や豪奢な生活の描写に気を取られて 本編のストーリーがなおざりにされてしまうものですが 現地ロケや本物のお城を使ったロケーション、豪華なセットも あるのが当たり前なストーリーの背景。 あくまでも主人公は悲劇の国王ルートヴィヒにあり、彼のドラマの重さに華美も霞むほど。 狂った暴君を弾劾する自称“忠臣”達の証言をバックに 悩めるルートヴィヒの生涯が次々と表れ最後は幽閉され悲劇的なクライマックスへと突き進む。 ルートヴィヒ自身、自分が王位の牢獄にいて背後に蠢く陰謀を知りつつも いやどうしようもない運命を甘んじて受け入れて破滅していく哀しさ。 この悲劇の主人公を「地獄に墜ちた勇者ども」のマルティンこと ヘルムート・バーガー氏が渾身の演技で演じ切ります。 もう肖像画から抜け出たような美男の国王が晩年醜い中年となり死んでいくわけですが 最後まで凛とした高貴さを持ち続け周囲の醜い政治家をあざ笑うかのような最期を遂げます。 配役も面白く「地獄に〜」の悪の親衛隊長役のヘルムート・グリーム氏が優しい忠実な近衛兵を、 ナチの陰謀の告発者役のウンベルト・オルシーニ氏が王を貶める政治家役を好演しています。 「地獄に墜ちた勇者ども」が醜い強者もありながら ささやかな真実と幸せを持ち合わせた弱者のいる現実世界が ナチという狂った理想と幻想に破壊されるお話ならば この「ルートヴィヒ」は狂いながらも高潔な幻想と理想の国王を 汚い現実と意地汚い俗物が破壊していくお話でしょうか。 お話の序盤から中盤にかけてのルートヴィヒとエリザベートとのやり取りは素敵です。 王にとって初恋であり可憐なほどの片思い。 この恋愛ドラマだけでも1本の映画になるのに それ以上の陰謀ドラマも入れて破綻しない凄まじい構成。 惜しむらくに音声がイタリア語の吹き替え(役者さんは別)になっています。 願わくばオリジナルの英語音源で聴きたいのですが。 そのマイナス点を差っ引いても素晴らしい映画です。 |
南国少年パプワくん (1) (ガンガンコミックス) |
ドラクエ4コマ漫画劇場でも話題をよんだ柴田亜美先生のデビュー作! (しかもアニメ化もした!!) もとイラストレーターだったとは思えないかっとばしたギャグセンス! 主人公シンタローはある島で謎の怪力少年パプワという少年に出会います。 そしてその島には喋るかたつむりや魚やザリガニが…!! 次々と現れるシンタローを狙うガンマ団のメンバーもどこかぬけてて |
16ブロック [DVD] |
「ダイ・ハード」から幾星霜、我等がブルース・ウィリスが「アル中の中年刑事」として帰って来たぞ!
夜勤明けの疲れた身体に頼まれた仕事は「裁判の証人となる男を16ブロック先の法廷まで護送すること」。 それは新米刑事でも出来るような簡単な任務のはずだった。 けれど、途中何者かの襲撃を受ける!なんと味方のはずの刑事たちが証人の男を消そうとしていたのだ。 証人は警察の不正行為の目撃者だった。彼の証言は多くの刑事たちの寿命を縮めることになる。 ジャックは男を法廷に連れて行くために同僚たちに反旗を翻すのだが・・・・。 簡単に言うと、この話は「堕落し、人生をドロップ・アウト仕掛かっていた2人の男の再生の物語」だ。 犯罪を重ねて刑務所を出たり入ったりの男と、酒に溺れ身体の自由も利かない夢も持とうとしない無気力な男とが出会い、互いに協力することで困難を乗り越えていき、生きることの素晴らしさを知っていく。 ただ・・ラストに持っていくまでの追い詰め方にハラハラ感が足りない。 バスを取り囲まれた時点で本来もう終わりのはず。 何で脱出できたのかが、そもそも不自然で説明も訳わかめ。 目的地が比較的近いこともあって、追い詰める敵方も大規模な作戦を展開する・・・というわけにもいかずに中途半端に話が終わった感は拭えない。 ただ主人公も実は敵方と・・・・という点は驚いたけどね。総合的には「平凡な作品」ですね。 |
テイルズ オブ イノセンス 特典 ボイスアドベンチャーDVD付き |
DSのソフトなのに、よくぞここまで…って感じですね。 歴代のテイルズには、劣りますが、データ数などを考えれば、仕方ないだろうし、短いながらも、結構ちゃんとしていたと思います。 一部で指摘されているように、エネミーがジアビスと大体同じです。なので、ジアビスプレイした人にはつまらないかも。 私は逆に覚えやすくてよかった。 特典も豪華で楽しめましたし。 テンペストよりも、全体的によいかと。 |
あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組) |
いっぷう変わったストーリーと、主役・小日向さんを筆頭に癖のある出演者の面々。おおいに期待しながら
見始めたのですが、「物語の終幕まで11日間!」と大仰に期間を限定したわりには ハラハラドキドキ感があまりなくてちょっとガッカリ。 それでも毎回やたら思わせぶりな(だけの)終わり方についつい騙され見続けてしまったのは、 やはりシナリオよりもむしろ松田兄、小西真奈美、生瀬勝久等の演技に惹かれるものがあったからかもしれません。 偉大な父と比べるのは気の毒かもしれませんが、松田優作ファンの私には彼の息子二人はどちらも線が細く見えてしまい 「きっとオヤジさんを越える日は来ないんだろうなぁ」なんて冷ややかに眺めていたのですが、 この作品で兄貴はなかなかステキな男臭さを発散するようになったなと好感を持ちました。 (因みに弟はジゴロ的ヤサ男ぶりが様になってきてますね)またちょっと変わった役柄で出ていた吉高由里子 という女の子も幼く儚げな少女の顔と妖艶で危険な女の顔を力まずふわふわと軽く演じて、 実に不思議な存在感があってよかったです。 |
真夜中のBoon Boon(初回限定盤)(DVD付) |
CD発売前にドラマのエンディングで毎週流れているのでメロディはすっかり頭に入った状態で改めてしっかり聞いてみると・・
今回は詞の中にも「バット」という言葉が入っており、PVもバッティングセンターとテーマはバットをBOONBOON振り回して、気持ちを奮い立たせようぜ!と風に聴こえます。「BOON」には「恩恵」という意味もあるそうで、聞いて歌って元気になろう!というメッセージとも思えます。「ブーンブーン」って音感良いですね。もしかしたらその音からイメージをふくらませてこの曲に行き着いたのかな、と思ったりもしました。 DVDには年末のライブ映像もありオフショットありで、それが欲しくて買ってしまったところもあります。 CDにもライブ音源があり、ファンには嬉しい仕上がりになっています。 |
真夜中のBoon Boon(初回限定盤)(DVD付) |
CD発売前にドラマのエンディングで毎週流れているのでメロディはすっかり頭に入った状態で改めてしっかり聞いてみると・・
今回は詞の中にも「バット」という言葉が入っており、PVもバッティングセンターとテーマはバットをBOONBOON振り回して、気持ちを奮い立たせようぜ!と風に聴こえます。「BOON」には「恩恵」という意味もあるそうで、聞いて歌って元気になろう!というメッセージとも思えます。「ブーンブーン」って音感良いですね。もしかしたらその音からイメージをふくらませてこの曲に行き着いたのかな、と思ったりもしました。 DVDには年末のライブ映像もありオフショットありで、それが欲しくて買ってしまったところもあります。 CDにもライブ音源があり、ファンには嬉しい仕上がりになっています。 |
ルートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスター [DVD] |
全四時間という長編大作映画ですがまったく退屈しません。
むしろ画面に引き込まれて時の過ぎるのが忘れるくらいの面白さでした。 バヴァリア(バイエルン)国王ルートヴィヒ二世の一代記です。 この手の映画は時代背景や豪奢な生活の描写に気を取られて 本編のストーリーがなおざりにされてしまうものですが 現地ロケや本物のお城を使ったロケーション、豪華なセットも あるのが当たり前なストーリーの背景。 あくまでも主人公は悲劇の国王ルートヴィヒにあり、彼のドラマの重さに華美も霞むほど。 狂った暴君を弾劾する自称“忠臣”達の証言をバックに 悩めるルートヴィヒの生涯が次々と表れ最後は幽閉され悲劇的なクライマックスへと突き進む。 ルートヴィヒ自身、自分が王位の牢獄にいて背後に蠢く陰謀を知りつつも いやどうしようもない運命を甘んじて受け入れて破滅していく哀しさ。 この悲劇の主人公を「地獄に墜ちた勇者ども」のマルティンこと ヘルムート・バーガー氏が渾身の演技で演じ切ります。 もう肖像画から抜け出たような美男の国王が晩年醜い中年となり死んでいくわけですが 最後まで凛とした高貴さを持ち続け周囲の醜い政治家をあざ笑うかのような最期を遂げます。 配役も面白く「地獄に〜」の悪の親衛隊長役のヘルムート・グリーム氏が優しい忠実な近衛兵を、 ナチの陰謀の告発者役のウンベルト・オルシーニ氏が王を貶める政治家役を好演しています。 「地獄に墜ちた勇者ども」が醜い強者もありながら ささやかな真実と幸せを持ち合わせた弱者のいる現実世界が ナチという狂った理想と幻想に破壊されるお話ならば この「ルートヴィヒ」は狂いながらも高潔な幻想と理想の国王を 汚い現実と意地汚い俗物が破壊していくお話でしょうか。 お話の序盤から中盤にかけてのルートヴィヒとエリザベートとのやり取りは素敵です。 王にとって初恋であり可憐なほどの片思い。 この恋愛ドラマだけでも1本の映画になるのに それ以上の陰謀ドラマも入れて破綻しない凄まじい構成。 惜しむらくに音声がイタリア語の吹き替え(役者さんは別)になっています。 願わくばオリジナルの英語音源で聴きたいのですが。 そのマイナス点を差っ引いても素晴らしい映画です。 |