ザ・ラウンドハウス・テープス [DVD] |
このバンド、とにかくライブが良いです。 会場の雰囲気も良く、テレビの前なのに自然に熱くなれるライブDVDなんて貴重ではないでしょうか。 そのライブ感を損なわない映像の良さがこの作品をお薦めする理由の一つです。 映像エフェクトも少々使われてますが、センス良く使われていて曲に合っている為に気にならずに済みました。 オーペスを初体験する方にも、CD音源よりこの映像作品から入った方がこのバンドの魅力をより理解出来ると思います。 見所、聴き所満載+映像の良さで満足度の高い作品なので満点評価とさせて頂きました。 |
Lamentations: Live at Shepherd's Bush Empire [DVD] [Import] |
北欧の暗黒神「OPETH」の唯一のライブ映像作品です。2003年収録でちょうど「Damnation」をリリースした後のライブを収録したもので、収録曲からいって前半は「Damnation」、後半は「Deliverance」+「Blackwater Park」という2部構成になっています。彼らのアルバムをすでにお聴きの方はご察しのとおり、前半はアコースティカルなソフトプログレ、後半はブルータリティー剥き出しの暗黒世界という、大変対照的な構成です。
前半は「Damnation」をそのままライブで再現したという感じで、ミカエル・オーカーフェルトは椅子に座って抑えのきいたギターを披露。スタジオ盤た違わぬ高い完成度のプレイは見事の一語です。この人、アコースティカルな曲だと目を閉じて聴くとジョン・ウエットンのボーカルに酷似していますね。 後半はうってかわり凶暴性丸出しの「デス編」。抑制の利いた前半とまるで別人に変貌したオーカーフェルトをはじめメンバー全員が「獅子舞」を披露。前半はシンプルだったマーティン・ロペスのドラムセットもいきなり要塞化し、バスドラが胃腸を下から突き上げてきます。ライティングもバスドラに合わせてストロボ効果で視覚を刺激します。それにしても先ほどと同じメンバーがプレイしているとはにわかに信じられない豹変ぶり。スタジオ盤を遥かに凌ぐド迫力を生み出す高い演奏力にはただ驚くばかりです。何よりも動くオーカーフェルト、動くメンバーを目の当たりにできるだけで僥倖です。 「Damnation」、そして「Deliverance」「Blackwater Park」を聴いた人は、必携の映像作品。結果としてCD3枚分+映像という盛りだくさんの内容と高音質、高画質でこの値段は絶対にお買い得です。 |
BURRN ! (バーン) 2008年 11月号 [雑誌] |
なかなか強烈な表紙で、BURRN!ならではです(笑)・・・私的には、無縁なのでまあどうでもいいですが。この号は「LOUDPARK08」についてがメインで、参加バンドの特集が組まれています・・・特製ステッカーがついてますよ!!ほとんど知らないバンドばかりの中で、P60〜P62のMSG来日ライブの記事が嬉しかったかな・・・クリスグレン(B)のメタボ状態にはまいりました(笑)。おおっゲイリームーアの新譜広告が・・・もうブルーズどっぷりだから、なかなか手がでないもんなあ。読む記事が少なくなっている傾向にはありますが、生きてる限りこの雑誌を応援します・・・創刊号から買ってると、すごいガサで凄まじい限り(笑)。 |
Still Life |
アコースティックギターを多用していることが特徴的。全体的にはクラシックな印象なので聴きやすくシンプルな作品といえる。デスボイスとクリーンボイスの関係も大変シンプル。7曲目に移るまで4秒ほど間があるにもかかわらず、6曲目のアコギ+クリアギターの旋律が音飛びしたように終わるは???
DVDには5.1ch版を収録しクリアな画像、音質で2006年のLIVE VIDEO 「face of melinda」を収録。NTSC,リージョン2で視聴可能。 デジパックはやや大きめでハードカバーの書籍風、表裏見開きにプラベースでCDおよびDVDが納められセンターにブックレットが「綴じ込み」されている。(作りはよい) |
ゴースト・レヴァリーズ |
楽曲の質が極めて高い。
しっとり落ち着いて聴きたいパート、急にブルドーザーが突進するような頭を振りたくなるパート、美しいギターソロに酔いしれたり、と味わい深い曲ばかりです。各楽器の音が美しいのも特筆すべきと思います。特にGtの音が好きだなぁ。 Voのデス声は凄まじいというか、思わずうっとりしてしまうくらい。地響きのようで暗黒の世界に吸い込まれそうな低音。クリーンヴォイスもなかなか甘く素敵だが不気味さも秘めています。 恥ずかしながらこのアルバムが私にとって初のOpethだったためか、Keyの導入は全く違和感無し。非常に効果的です。Key無しではいけません。 SavatageやQueensryche, Toolなど聴いてきて、どれもこの世のベストアルバムでは、と思ったけど、やれやれOpethを聴かずにそんな事を簡単に言ってはいけませんでしたね。こんな音楽に出会えて嬉しい。新作も出たようですし、これまでのアルバムを遡るのが楽しみです。 |
Ghost Reveries |
スウェーデンのプログレッシブ・メロディアス・デスメタルバンド、オーペスの8th。
これまでにも単なるメロデスなどではないプログレッシブなセンス溢れる作品を作り続けてきた彼ら。 そのアートな才能にはもっと知名度と評価を与えてよいバンドの筆頭であろうと思う。 そして今作は、とにかく美しい。デス声とノーマル声を使い分けるバンドのリーダー、 ミカエル・オーカーフェルドの表現力も素晴らしく、ときにメロウな旋律を奏でるギター、 そして今作から加入したペル・ヴィバリ(SPIRITUAL BEGGARS)の絶妙なキーボードワークが サウンドに広がりとやわらかみをもたらし、このバンドの表現する世界観を上手く彩っている。 静と動の対比、聴き込むほどに練り込まれたリズムアレンジとギターリフによる構築の妙。 すべてにおいて完成度の高い芸術作品。メタル云々よりも、アートなロックとして鑑賞すべきアルバム。 これを聴かずに何を聴くのだ!という、あらゆるメタラーに、そしてプログレファンにも広く聴いて欲しい1枚。 |
The Best of Opeth (Guitar Recorded Versions) |
「Bleak」from Blackwater Park
「Closure」from Damnation 「Deliverance」from Deliverance 「Demon Of The Fall」from My Arms,Your Hearse 「The Drapery Falls」from Blackwater Park 「Ghost Of Perdition」from Ghost Reveries 「Godhead's Lament」from Still Life 「The Grand Conjuration」from Ghost Reveries 「Master's Apprentices」from Deliverance 「Moonlapse Vertigo」from Still Life 「To Bid You Farewell」from Morningrise 「Windowpane」from Damnation セカンドアルバムから各アルバム1〜2曲の選曲、全12曲です。 |