ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 オリジナル・サウンドトラック |
物足りない点もあるが聞き応えあり
C・S・ルイスの「ナルニア国物語」の実写化映画のサントラ。音楽は「キングダム・オブ・ヘブン」「シュレック」ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。 大きなテーマは二つ、一つは「ペベンシーきょうだいのテーマ」(「ロンドンからの疎開」)。もう一つは「ナルニア(アスラン)のテーマ」(「決戦」)。敵側の曲としては「白い魔女」「石舞台」があるが上の二つのような明確なテーマ曲がほしかった。アルバムとして聞いた場合に後半(9-12)の戦闘シーンの曲がやや間延びして聞こえるのが残念。 「ロンドンからの疎開」のピアノのフレーズはエイミー・リーが歌いだしそうな感じ、ちなみにエヴァネッセンス/エイミー・リーは楽曲を提供する予定だったが断られた。 ブックレットに詳しく載っていないが「ロンドンからの疎開」の歌は17 曲目のリスベス・スコットのようだ。映画の中でこの歌声が一番印象に残っている(「ナルニアの子守歌 」「西の森からビーバーのダムへ 」のスキャットも)。「ルーシーとタムナスさんの出会い」の曲がトラッドの「She Moved Through the Fair(あるいはOur Wedding Day)」に似すぎだと思う。「ナルニアの子守歌」は映画ではタムナスさんが笛を吹く場面。 歌もの4曲は目玉となるはずのアラニス・モリセットがイマイチ、上に挙げたリスベス・スコットも同様。イモージェン・ヒープの曲と唯一の男性ティム・フィンの曲がいい。 |
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 スペシャル・エディション オリジナル・サウンドトラック(初回生産限定盤)(DVD付) |
かつての大作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」に近い音楽かな?と勝手に想像していましたが、
全くハズレ、ロード・オブ・ザ・リングよりもスケールは小さいもののメロディがこっちの方が感動的で合唱の使い方も宗教音楽ぽくなくて素晴らしいです。 音楽を担当しているのはいつのまにかファンになってしまったHGWこと「ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ」。 楽しいというかカッコいい音楽になってます。 フルオーケストラで特に弦楽器の使い方がGOOD!! オープニングの低弦のズンズンくる伴奏や恐らくナルニアのメインテーマであろうメロディを奏でるヴァイオリンの響きは非常に印象的です。 これからもっともっと有名になるであろう作曲家だと確信しています。 ウィリアムズつながりでジョン・ウィリアムズくらいの大物になって欲しいです。 ここでまだ彼のことを知らない方のために過去作品などを紹介します。 HGWことHarry Gregson-Williamsは現在配給会社ドリームワークスの音楽顧問で作曲集団「リモート・コントロール」のリーダーであるHans Zimmer(ハンス・ジマー)のもとで研鑽を積みました。 デビュー間もない頃はジマーの作品を編曲・指揮するなどしていました。 後に単独で作品をリリースし始めます。 マイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」では同じくジマーの配下であるTrevor Rabin(トレヴァー・ラビン)と共同で作曲、人気を博しました。 ディズニー映画にも頻繁に登場し、今回の「ナルニア王国物語」、ナルニアの監督が撮った「シュレック・シリーズ」なども全てHGWの作品です。 ハンス・ジマーと違って弟子に追加音楽や編曲をやらせずにすべて自分でこなしてしまう大ベテランとなりました。 ハンス・ジマーにはないキャッチーなフレーズが彼の持ち味の一つです。 そんなわけでオススメです。 |
ナルニア国物語 オフィシャル・インスパイアード・アルバム |
映画「ライオンと魔女」にインスパイアされて作られた、クリスチャンのアーティストたちによるアルバム。
映画のサントラではないのでくれぐれもご注意。 ナルニアにインスパイアされた曲なんてこんな機会でもなければめったに聴けないだろうし、わたしはスティーヴン・カーティス・チャップマンのファンなので、迷わず買いました。 総勢11組のアーティストたちによる曲とあって歌詞の内容も曲の感じもさまざまでしたが、楽しめました。それほど物語と密接な関係を感じない歌詞のものもあれば、「ライオンと魔女」以外のナルニア国物語の内容まで盛り込んでいるらしいYou are the Oneなんかもありました。個人的にはラップでルーシーがたんすの向こうにナルニアを見たのに信じてもらえなかったという内容を歌っているNew Worldが気に入りました(ナルニア国物語がラップで歌われるなんてびっくり!です) クリスチャンのアーティストによるミュージック(クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージック)は日本ではあまりメジャーではないと思いますが、このアルバムはよかったので、知らない人もこれを機会にためしに聞いてみるとよいのでは。わたしはナルニア好きの友人に薦めています。 |
ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1) |
初めて読んだのは子供の頃。物語の面白さにただひたすらわくわくしたのを覚えてる。その後少し大きくなって「ナルニア」シリーズがキリスト教の内容だとわかり、一気に冷めた時期があった。だが、大人になって読み返すと、子供の頃には気付かなかった魅力にも気付くようになる。実はなんと深刻な内容であったことか!それを作者はなんと美しく表現していることか!石舞台におけるアスランの章はいうまでもなく、白い魔女の残酷さ、それに直に接するエドマンドの変化のくだりがよい一例だ。
作者のC.S.ルイスは「自分の読みたいと思う物語を書いたら、子供向けの物語になった」と言っている。大人を魅了する物語だからこそ、今も世界中の子供たちが愛読しているのだ。 永遠に読み継がれていってほしい本。 |
ライオンと魔女 (カラー版 ナルニア国物語) |
この作品、30代の私が子供のころにも出版されていたはずなのに、
名前すら知りませんでした。 大好きなエンデの「ネバーエンディングストーリー」、「モモ」も大人になってから読んだものです。 子供のころにこれらの作品に出会えていたら、違った感想も持っただろうな、と少々悔やまれます。 この「ライオンと魔女」から始まり、現在5巻まで読んでいるところです。 訳がやや古めかしく感じるところはやむを得ないとして、大人が読んでも十分堪能できます。 身につまされるようなシリアスな小説もたまにはいいですが、100%ファンタジーに没頭できる世界は、まるで起きながらにして見る夢のようです。 全巻読破後は保存して、娘がもう少し成長したら、是非すすめてみたいと思います。 |
ライオンと魔女-ナルニア国ものがたり The Lion, the Witch andthe Wardrobe 【講談社英語文庫】 |
ナルニアは何年も前に何度か読んだことがあったからかもしれませんが、原書でも結構すらすら読めました。(細かいところを気にしなければ。)高校生程度なら十分読めると思います。
内容は児童書ではありますが大人でも十分楽しめます。 ファンタジー好きは必読です。最近出版されてベストセラーになっているようなファンタジーとは比べ物になりません。ナルニアや指輪物語、エンデあたりは断然質が高いです。 英語の方は、あくまでやはり児童書なので平易な英語で書かれていると思います。ファンタジー独特の固有名詞など多いので苦手な方は読みにくいかもしれませんが、それが大丈夫ならチャレンジしてみる価値ありです。 洋書初心者におすすめ。 |
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女【日本語吹替版】 [VHS] |
あんまり感情移入するコトなく淡々と進んでいきました。
ハリーポッターに続き、ファンタジーもんは「ま、こんなもんか★」って感じで終わってます。 面白くなくはないけど、別にココロに残る作品でもなかったかなぁ。 ラストもあっけなく終わっちゃったって感じでした。 一番下の子供役のコは可愛かった★ |
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [DVD] |
C.S ルイス原作のナルニア国物語の実写版です。映像化不可能と言われた作品を見事に画面上に描いています。特にナルニアの核とも言えるライオンのアスランは圧巻です。CGとは思えないリアルさ、声優の深みある声はアスランのイメージを崩しません。また、ストーリーも原作に忠実で、映画化してストーリーが変わってしまったというよくある残念感は覚えないと思います。ただ、原作には少ししか記述の無い最後の戦闘を迫力あるシーンに膨らませています。ナルニアに平和をもたらすための死闘、見る価値はあると思います。また、キリスト教的背景があるので知っておいて見るとより深く作品を味わえます。ファンは勿論のこと、興味を持たれたなら買っても損は無いと思います。 |
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [Blu-ray] |
C.S.ルイス原作ナルニア国物語の第一作目。
映像は中々綺麗です。 フィルムグレインはかなり細かい粒状感のあるもの。 色調が抑えめだからか少しのっぺりとした画質になっております。 鮮明ではありますので好みによるかと思います。 シャープさはよく輪郭も丁寧に再現できています。 暗部なども綺麗に再現できておりますしいい出来です。 他のBD作品と比べても綺麗な部類に入るかと思います。 質感で好みが別れそうですが十分高画質で満足できる。 音は大変よい。 重低音の響きは大変よく重いサウンドが芯に届きます。 高音も綺麗に出ていて伸びのある音に。 全体の広がりがよく奥行きを感じる音。 サラウンド感も十分感じる事ができて臨場感がある。 セリフ部分もクリアですし、音質面での不満はありません。 内容は正にファンタジーといったもの。 このファンタジーテイスト満載の世界観は嫌いではありません。 CGは時折、背景に人物が浮いており違和感あるものの、全体的にいい出来。 しかしどうにもストーリーが合いません。 ご都合主義満載で展開していきます。 ですのでドキドキやワクワクもなく進んで行く。 無理矢理すぎる展開な上に、作品時間が長いためかなりダレてしまいした。 主要の登場人物に魅力を感じないのも痛い。 ファンタジー要素としては好みなのですが、内容はあまり好みではありませんでした。 特典は本編ディスクに音声解説やSD画質NG集など、特典ディスクにミニゲームやSD画質でメイキングと中々豪華。 でもせっかく別ディスクで特典を用意するならHD画質で収録して欲しかったです。 画質/音質はよい出来ですので、後は内容が好みかどうかな作品です。 |
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 [DVD] |
ぼくは、雪の女王の女優さんの活躍に期待をしていた作品でした。
当時、テレビでどこかの局が彼女にインタビューをしていたほど 注目されていた映画だったと思います。 指輪物語やハリーポッターと同等の期待を持ってみてはいけない作品だと思います。 映像はそれらの作品に負けないくらいとてもすばらしいものでしたが、 より子ども向けの作品としてみた方が楽しめるような気がします。 小学生くらいのお子さんのいる家族で、気軽にファンタジーを楽しむ作品ではないでしょうか。 |
ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女 |
ペベンシー家の四人兄弟、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの四人が活躍するゲーム。原作が非常に面白かったので、期待を込めて☆5つ。 |
ナルニア国物語 ~第1章 ライオンと魔女~ |
完全なるアクションゲーム。
お気に入りのファンタジーなので、その世界を堪能できるかと思って購入したんですが、その点では期待はずれでした。 私としては、ナルニアを自由に歩き回って、タムナスさんやビーバー夫婦の家を探検したり・・・を楽しみにしていたんですが、そういうことは一切なし。もう少しアドヴェンチャー要素が欲しかったです。 また、4人兄弟の2人が組んだタッグ技もあるんですが、これが余りにも原作のイメージを壊しています。スーザンがルーシーの足首をつかんで振り回す・・・なんて・・・。後に「やさしさの君」と呼ばれる女王になるスーザンがそんなことをするなんて・・・。なるべくそういう技は使わないで済ませましたが、使わないとクリアできない所もあるのが辛かったです(T_T) 映画のストーリーに沿って話は進みます。各ステージが全て戦闘です。腱鞘炎になるかと思うくらいにコントローラーのボタンを押し続けました。結構手ごわい怪物もいて、倒せた時には達成感を得ることはできます。ボス的な敵も繰り返しの攻撃でなんとか倒せるので、途中で挫折する事はないと思います。時々ストレス解消のためにするにはいいかもしれません。 映画で使われたムービーが挿入されていますが、ストーリーを知らない方には、「何を目的にどうしようとしているのか?」が少々分かり辛いかもしれません。あらかじめ大まかなストーリーを把握してから始めることをオススメします。 |