"The Turbulence" Trailer 《湍流》正式版预告片
玩具修理者 [DVD] |
小林泰三の作品の中では、特に好きな話ではないが、短編ながら映像化されたというので見てみました。原作とは大分違うものの(多分想像力の問題かもしれませんが)、ナレーション、小物等、細やかに繊細によくつくられた映画です。 できれば他の小作品なども是非映像化して欲しいと思います。それにしても「ようぐそうとほうとふ」って言いづらい・・・。 |
日本の国宝、最初はこんな色だった (光文社新書) |
あまりススめてないレビューもあったんで悩んだけど、けっきょく買いました。
でも一度読みはじめたら一気に最後までいってしまいました!ほんと「すっげー!」の一言です。 とくに「平治物語絵巻」を実際に手にとってるかのようなところは、シビレました。なるほど、当時のエライ人たちは、こんなふうに楽しんでたのか・・・エライ人たちと同じ体験が、しかも今できるなんて、やっぱりデジタル修復のチカラなんでしょうね。ありがたやデジタルです。 それと、なぜか「おわりに」が感動しました。ちょっとむずかしいし、ひとりよがりな部分もありますが、「日本人の視線が世界をかえる」(とまで言ってかどうかは分かりませんが)という言葉に、なんか励まされた気がします。 なぜかちょっと元気になる変な本です。そういう意味でもオススメです。 |
玩具修理者 (角川ホラー文庫) |
まず玩具修理者は、いかにも短編チックな作品。二人の会話と回想を通じて徐々に高まる
興奮と悪寒。ラストの衝撃も大きい。 だがもう一つの作品。酔歩する男が素晴らしい。もう途中で唸りまくりだったよ。 あっちへ、こっちへ時間を行き来する眩暈のような感覚と、絶対に終わらすことのできない 恐怖ってのをまざまざと感じさせてくれる。終われない・・・発狂するしかない。いや発狂しても終われない・・・ |
ΑΩ(アルファ・オメガ)―超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫) |
毎度の事ながら小林氏の大衆的な倫理観をぶっ放す内容に感嘆する。それも小林氏の作品をある程度読んでしまった私には初めによんだ「玩具修理者」のような衝撃はないものの、やはりこうまで書かれてしまうと逆に爽快である。
この小難しい文章でごまかされていたがこれはよく考えると・・・、ん?宇宙人寄生モノ??しかも巨大化??しかしここまで使い古されて今やすっかり全時代的なものとされたこのテーマをよくぞここまでもっともらしく書き上げた物だと作者の力量を感じた。 最後、結局”影”の正体がいまいち中途半端で私的には納得いかなかったのと、最後の戦いみたいなのが説得力に欠けていたので★四つ。しかし読んで面白いことにはかわりはない。 私は特にこの本を読んでいて怖いとは思わなかった。(キモッ、とは思ったけど。) |
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