スリーピー・ホロウ(Blu-ray Disc) |
ティムバートン&ジョニーディップという、
ハリウッドの「黄金コンビ」(笑)による、 ホラー&冒険活劇。 黄金コンビと言ってもこのお二人、 その作品を独自の美学で覆い尽くす、 ハリウッド随一の個性派。 本作はスリーピィー・ホローの登場シーン、 人里は慣れた村の暗〜い映像、 森の中で繰り広げられる幻想的な愛、 謎を説いた後の大団円に至る悲しいストーリー。 ファンの期待を裏切らない作品になっています。 ジョニーデップのアンチヒーロ的な演技が光ってます。 とは言えティムバートン、ジョニーデップファン以外には、 なかなかお勧めできないコアな映画かもしれません。 |
スリーピー・ホロウ <コレクタ-ズ・エディション> [DVD] |
そろそろ19世紀に差し掛かろうかという米国のニューヨーク。
生真面目な捜査官はいい加減な裁判で無実の人間が監獄に送られている現状を見過ごせず「科学的な調査を」と裁判所や上司に噛み付いて、半ば「左遷」に等しい扱いでニューヨーク郊外の村で発生している連続殺人事件の調査を引き受けさせられる。 首なし騎士による連続殺人事件だという説明を当初は信じようとしない捜査官だが、実際に自分の目の前で首なし騎士に村人が殺される現実を突き付けられ、信じざろう得なくなる。 当初は無差別に殺していっていると思われた首なし騎士による犠牲者たちだが・・・調査を進めていくうちに彼らには「ある共通点」があり、1本の糸で繋がっていたことが判る。 ↑ただ、上記の人間関係の説明は言葉だけだとどうも「分かりにくい」のですが。 首なし騎士は何者かによって操られていることが分かり、事件の黒幕が語る村人への「復讐計画」。 よーするに「執念深い女の恐ろしさ」がよく判るお話というわけでした。 風車小屋の爆発が「火の回りが早過ぎ」で不自然。 主人公の過去に母親を父親に殺されていたという事実があまり意味合いを持っていない。 等の粗も見受けられるが、ジョニー主演の作品ではまだ観れるほうかな。 |
スリーピー・ホロウ |
ティム・バートン監督独特の作風が好きだったため見てみた。
ホラー映画ということもあり、首が飛んだりぎょっとする描写が多かったが、 あまりリアルではないので余程のスプラッタ嫌いでない限り大丈夫だと思う。 また、主人公のコミカルな役柄が作品のエンターテイメント性を高めている。 そして何よりダニー・エルフマンの音楽が素晴らしかった。 作品の雰囲気にピッタリで、ダークな世界観をより美しく引き立てていた。 |
スリーピー・ホロウ【日本語吹替版】 [VHS] |
最新の科学技術を使って事件を解決する警官イカボットはスリーピー ホロウ に派遣される。そこでは、被害者全員の首が無くなるというじけんだった。 村人はヘッドレス ホースマンが持ち去るという。調査を進めるが一人、 また一人と殺されていく。 シザーハンズのコンビ、ティム バートンとジョニー デップが放つ傑作。 ハラハラさせられる、謎解きありアクションあり。 |
アート・オブ.スリーピー・ホロウ |
映画をしのぶ、というよりは、内容は本当に脚本だけに近い。(一部未公開写真もあるけれど)実際に使われた脚本とどのへんが違うのか比べる、とか、結構コアな楽しみ方をしたい人向けかも。かなりかさばる本なのだけれど、写真満載というほどの満足感はなかった。 ストーリーを詳しく文字で堪能したい人にはノベライズ(ピーター・ルランギス著、徳間文庫)がお勧め。 |
スリーピー・ホロウ (徳間文庫) |
映画「スリーピー・ホロウ」のノベライズ。(原作ではない) 映画を観て気に入ったので読んだ。表紙は映画の写真で、口絵のカラー写真もある。 映画の内容がよりよくわかる。特に、映画の最後の方の、風車小屋に粉をまいたところへ何故あんなに火が広がるのか、映画ではよくわからなかったしそうも見えなかったが、このノベライズによるとあれは「粉塵爆発」だそうだ。なるほど。 巻末の解説に、原作者ワシントン・アーヴィングについてや、原作についてもちゃんと載っているので、より世界を広げるにも向いている。 |
スリーピー・ホロウの伝説―対訳Washington Irving (南雲堂=英和対訳学生文庫 PPL=〈New〉 (24)) |
アメリカ建国初期に外交官としても作家としても活躍したワシントン・アーヴィングが、オランダ移民の村のハロウィンを舞台に描いたおとぎ話。アメリカでは非常に有名な”昔話”であり、映画「スリーピー・ホロウ」の基になったお話でもあります。 この原作は非常に短い話で、村にやってきた地味~な教師イカボッドは人当たりがよく女性にモテるのに、庄屋の娘に惚れたのが運の尽き、村に伝わる”首なし騎士”の伝説を利用した、村のドラ息子のいたずらに見事にひっかかり、ほうほうの体で逃げ出すというお話。逆に、映画についてはこれだけの話からよくぞあそこまでのゴチック・ホラーを作り上げたものだと思います。 「スリーピー・ホロウの伝説」はアーヴィングの短編集『スケッチ・ブック』に収録されたお話で、今は邦訳が普通に文庫で出ています。また、映画の方のノベライズも徳間文庫から出ています。 |