西加奈子インタビュー
ドブネズミのバラード |
他の方も言っておられる通りで熱いです!! もう何回も読み返しました!! 胸が熱くなりました!!オススメの一冊です!! |
さくら (小学館文庫) |
西加奈子初読です。
こんな家族があったらいいなぁ〜と思って読む前半。言葉の魔術師のごとく、驚きの連続の比喩表現。子供たちにセックスの説明をする母の言葉は、どれも新鮮で胸を打ちますし、レズやオカマちゃんのくだりもなぜかいやらしく感じないのは作者の言葉巧みな比喩によるものでしょう。 後半になると、あっという間に幸せががらがらと音を立てて崩れ落ちていき、父、母、ミキ、そして僕もばらばらになっていく。そこまででしたね。納得できたのは。 ラストはどうもしっくりこない。きらきらしていた比喩も最後になると「馬鹿みたいに○○…」という表現に終始し、作者もどうまとめたものかと、苦しんだのではないでしょうか? でも、兄の死の前後はそれまでの幸せから一転、家族の切ない気持ちや兄の苦しみに寄り添っている自分がいて、やはり泣きました。 今後が楽しみな作家さんであることは間違いないと思います。 |
ミッキーかしまし |
飾らない。
その一言に尽きる。 独自の観点も素敵だし、彼女の生活そのものが小説に現れている感じがする。 読み始めると止められなくて、一気に一冊読んでしまった。 閉じたのに、開いてしまう。その繰り返し。 軽くもなく、かといって重いわけでもなく、人と会話しているような、やわらかさ漂うエッセイ。 |
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