EURO2008予選 クロアチア vs イングランド
世界の国歌 |
これまで国歌のCDをたくさん買いました。でも、多くの場合、現地の演奏とかけ離れたアレンジやテンポにがっかりさせられてきました。このCDは、その点、かなり元曲に忠実な演奏が多いと思います。(ウズベキスタンなど、一部中央アジアの国々の国歌については、テンポやアレンジに不満がありますが...)。もちろん演奏の質は、他のアルバムの追従を許さない完成度です。資料的価値があります。ただ、収録されている国がもっとバラエティーに富んでいれば、さらによかったのにと思います。 |
サラエボの花 [DVD] |
貧しいながらも仲むつまじい母子家庭。ボスニア紛争で夫を失ったエスマは娘サラのために昼夜を問わず働きづめ。しかし、父親がシャヒード(殉教者)であることを母から聞かされていたサラが、修学旅行費を免除にしてもらうための証明書を母に要求すると、母と娘の間に微妙な亀裂が生じていく。男友達から預かった拳銃をエスマにつきつけ驚愕の真実を母から聞き出したサラは激しく動揺するのだが・・・。
父親がシャヒードであることを誇りにする子供達、集会所で精神療養をうける戦争未亡人、墓地を掘り返して遺体を確認する遺族・・・。今尚、戦争の傷跡を深く残す人々がこの映画にはたくさん登場する。第二次大戦後、ヨーロッパにおける最悪の紛争と呼ばれたこの戦争のせいで、エスマとサラのような母娘がそこら中に生まれたことをまず観客は思い出さなくてはならない。 エスマが夜中働くストリップバーにおける享楽的な宴と、センターと呼ばれる集会所や子供たちが口ずさむ素朴な民謡が、サラエボの今昔を象徴的に描き出す。「民族浄化」のプロパガンダのもとに泥沼化した戦争は、今まさに人々に忘れ去られようしている過渡期にあることを映画は間接的に伝えているのだ。 戦争のトラウマを引きずりながら娘への深い愛情によって、かろうじて生きる希望をつないでいるエスマは痛々しく、子供を持つ母親ならば同情を禁じえないだろう。一時は親子断絶の危機を迎えた2人だが、娘が取り戻した笑顔によって母が心から救われていく様子を見ていると、遺恨を残した国同士でもいずれは友好関係になれるかもしれないという希望さえ生まれてくるのである。 |
1998FIFAワールドカップフランス大会ビデオ「日本vsクロアチア(ノーカット完全収録版)」 [VHS] |
初戦のアルゼンチンに敗れた日本、ジャマイカに勝ったクロアチア。ボールを回して攻める日本、堅実な守りからカウンターを狙うクロアチア。猛暑の中での第2試合となり両国共に最低でも引き分けなければならないが、「勝つ」ことに重きをおかなければいけないのは日本でした。
選手一人一人の評価ではフランスのレキップ紙(サッカー評論をするスポーツ紙)によると、この試合でヒデは7.5点と高評価を受けます。これはこの日行われた他の試合を含めて約80人の選手で最高の評価です(スーケルは7点、中山は6.5、相馬と井原と川口が6点、同じパサータイプの名波とプロシネチキは4.5)。 このゲームでのクロアチアはボバンが出場せずプロシネチキは途中交代でロングボールを多様してスーケル頼みという感じだった。さらに全員の調子が良くない(運動量が少ないしキレもない)ように思える、これは暑さもあり体力を計算して何人も攻めあがるという場面がなかったからだと思う。逆に言うとそれだけでシュートまでいけていたので人数をかける必要がなかったとも言える。結果的にはクロアチアの思惑通りとなった。 日本は山口と名波が守備に追われ過ぎているという点が上がると思うが、それはチームにフィジカルに強い守備専門のボランチが一人もいないからだ。山口一人では対応しきれずに名波が下がりすぎて(いいパスは出していたが攻撃参加が少なすぎる)前線の3選手との距離が空きすぎているという形になってしまったのではないかと思う。名波のパスは中田と並び日本の攻撃の生命線だがフィジカルに強くないし守備専門ではないので無力化していた。その意味でチャンスメーカーがヒデだけになり相手もヒデに対して厳しいチェックをしてファールも何度もあった。相馬の攻撃参加は効果的で良かったと思う。 ヒデにスポットを当てると、執拗なマークもありパスコースも少なかったがボールをキープできていたしいいパスも出せていた。特に中山へのパスはこの試合のベストシーンだ。が、アジア予選で見せたようなチャンスメークはほとんどさせてもらえなかった(相手が強豪なので当然といえば当然だが)ので多くの日本サポーターはがっかりしたと思う。シュートする場面がほとんどなかったのは残念だが、FWの存在感不足も大きく影響していたと思う。そういった中でも能力の高さは魅せていたので高評価に繋がったのではないか。 この試合でヒデは世界に認められたのだと私は思います。またゲーム内容を含め、この試合の意味と価値、日本のサポーターから見た視点を考えても98仏W杯の日本の試合では一番見ごたえがあると思います |
クロアチア (地球の歩き方GEM STONE) |
美しい写真とわくわくする説明を読んでいると
「あれ、こんなに素敵な国に住んでるんだ」と思わせる本。 「地球の歩き方」と同じ会社から出ているだけあって、実用情報はほとんどないが(両方買わせようとする魂胆ですね)見ていて楽しい。 |
madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2008年 8/20号 [雑誌] |
この2-3年で急に日本でも人気の出てきたクロアチアの特集号。ブームが急におこったからか、クロアチアをとりあげる書籍も雑誌もどれも内容は、似たり寄ったりになるのはやむなしなのか。
残念ながら写真のクオリティも印刷のせいなのか写真のせいなのか、昔のフィガロの旅特集よりくすんだ印象を受けてしまうし、正直つまらない。 |
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