日常 (4) (角川コミックス・エース 181-4) |
3巻までと比べると若干勢いが落ちたかな・・・という感じでした。
それでもよくある萌えギャグマンガなどとは比べ物にならないほど面白いです。 財布を落とした回は雑誌でも読んでいましたが、今回単行本で読んで また噴き出してしまいました。 今回は登場キャラに偏りがあったので(麻衣の出番が最初だけ・・・) そのあたりは次巻に期待したいです。 |
日常 1 (1) (角川コミックス・エース 181-1) |
表紙の印象で「ゆる〜いまったりギャグ系」かと思って読んだら驚いた。
とにかくギャグの応酬。タイミングも見せ方も台詞廻しも絶妙です。 先に(あずま+画太郎+うすた)とレビューしてた方が1番的を射てると思います。 蛇足ですが、私は榎本俊二(スピード感とスローモーションのカット割りが巧い) テイストも入ってると感じました。不条理ギャグマンガ好きにはオススメです! |
日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3) |
あらゐけいいちの『日常』の3巻。
その独特のギャグセンスで『銀魂』や『ピューと吹くジャガー』とは別種のおもしろさを醸し出しているのがこのマンガである。 登場人物はかわいらしい女子高生。 だが彼女らに「なにさせてんじゃー!!」的なアクロバティックな笑いを提供してくれるのがこのマンガです。とにかく女子高生たちの日常を描いたマンガはすでにたくさんあるが、ここまでひたすら「笑い」に全力を尽くして描ききっている作品は非常に珍しい。 この3巻でもそのあられもない展開が見れる。 たとえば自作の恥ずかしい漫画が露見することを死守したいあまり、警官→友人→老人→ヤギという順で次々になぎ倒していく光景はもう日常の域を超えまくっていて逆にこわい。また、友人に「焼きそば」を頼んだのに「焼きサバ」を買ってきたことから始まるケンカエピソードは笑えまくった。「いや、だってみおちゃんが焼き鯖って言ったから」「焼きそばだよ!!」もうこのやりとりだけでおもしろい。 このようにいきなり苦境(というか悲劇)に立たされる学生たちが、頭を絞って考えて実行した行為がとても笑える。でもよく考えると実際に自分がこんな境遇に遭ったら、ヤバくね?というシャレにならない状況をどうかれらがきり抜けるのかが本作の最大の魅力かもしれない。 |