22 Dreams |
曲数の多いアルバムなので「どうかな〜」と思いましたが、途中で聴くのを中断してしまって、その後に続けて聴いて一枚を聴き終えたとしてもそれなりに感動できます。ウェラーのファンって僕と同じ世代なら(ジャム時代からのファンならば)もう40歳前後で奥さんや子供に邪魔されてなかなか1時間もステレオの前に座ってるって難しいからね。ウェラーのアルバムではワイルド・ウッド以来の感動作。ファンでなくとも楽しめる一枚です。 |
Setting Sons |
ジャムの最高傑作とも評される一枚で、自分もジャムだったら、これが一番好きです。
パンクとかもうあまり関係なく、モッズアルバムに仕上がっています。 とにかく特筆すべきは、マーサ&バンデラスのカバーのヒートウェイブ。 ザフーもカバーしていたことで有名な曲ですが、キュートさを損なうことなく、スピード満点にやってくれちゃってます。 原曲も、ザフーバージョンも大好きなんですけどね。 |
In the City |
最近ではなぜかパンク云々で語られることのほとんどないジャムですが、この1stでは若々しくもエネルギッシュな演奏を聞かせ、近年の全然おもしろくもなんともないポール・ウェラーからは想像もつかない作品となっています。パンク然としたスピーディーでコンパクトな楽曲でまとめられ、パンク史に残る名曲のタイトル曲を含んだこのアルバム以降、ジャムはどんどんパンク色がなくなっていきますが、元々最初からパンクだという意識はなかったのかもしれませんね。しかしながらパンク全盛期の時代に合致したこのアルバムはジャムの他のどのアルバムよりも魅力的で一発ガツンと食らわせてくれます。最初で最後の打ち上げ花火と言ってしまっては実もフタもないでしょうか? |
Q the Winged Serpent [VHS] [Import] |
日本でのタイトルは「空の大怪獣Q」。なんとなく「空の大怪獣ラドン」と混同してしまいそうですが、当然ながら何の関係もありません。内容も全然違います。空飛ぶ怪獣はモデルアニメで表現されており、なかなか良い出来です。しかし、ドラマ部分はちょっと退屈でしたね。特に中盤辺り。
B級映画としてはそこそこ楽しめる内容には仕上がっていると思います。ただ怪獣映画みたいなものだと期待すると肩透かしを食らうかもしれません。怪獣が都市を破壊するようなシーンもありませんしね。まあ洋画にそういうのを期待するのが間違いかもしれませんが。 |
ロボコップ ディレクターズ・カット [Blu-ray] |
やはりアラが目立ちます、まぁ元はオライオンが当時連発為ていたSFB級映画の一つなので許すとしましょう。 内容はアルティメットエディションにも為れたディレクターズカット版、勿論内容は「スターシップ・トゥルパーズ」の監督作品なのでグロめ、オマケにディレクターズカットは監督が好き放題やりまくった版なのでホントにエグイです、コレをHDで観てみると…、ウ‾、吐気してきた…、いや!コレは作品内容をとやかく言ってるんじゃなくて、観る人は覚悟して下さいという意味、コンナノ、今の劇場じゃ放映無理だろって程です。 音声はdts-HD、大勃発するとこがあるので音量調節は御気を付けを。 FOXエンターティメントももうチョット頑張っていただいて、MGMやオライオンの作品をBD化出来ないでしょうか、ジェネオンから「ターミネーター2」もBD化為れたことだし、思いきって「ターミネーター」をロスレスHDで! |
ロボコップ <新生アルティメット・エディション> [DVD] |
ディレクターズカットは初めて観ました。たかが一分たらずの追加シーンが含まれているだけですが、より残酷かつ過激さが増したと思います。ED209は欠陥のためバカ丸出しで、機関銃のような武器でケニーを徹底的に射殺します。死んでいるのも構わず打ち込む凄まじさが描写されています。マーフィもライフルで右腕が吹き飛ぶシーン、銃弾を浴びるシーンが別の角度から描写されたりしていて残酷そのものです。ぜひ観てください。 |
The Modfather: My Life with Paul Weller |
ジャムのポールウェラーを崇拝する少年のノンフィクション。ロンドンから遠く北に位置する地方都市LEEDSの一人の少年(著者)DAVID LINESは1967年生まれ。1977年ロンドンから地方にまで広がり英国ではパンクムーブメントの最中。平和な田舎町にも鮮やかに染め立たせた髪のパンクスが増え始めたが、10歳のDAVIDは何なのかよく分からず、SEX PISTOLSも聴いたことの無い少年であった。11歳の時、親の仕事の関係で引越し(BRIDGEFORD→LEEDS)、友達ができず一人孤立するDAVID。ある日、車で家族で近くのビーチにピクニックへ行く途中、スクーターをかき鳴らして走るMODSの群れに遭遇。MODSが何なのかも知らないDAVIDであったが、孤独なDAVIDは何となくあの群れの一部になりたいと感じる。うち数人のパーカの背中の「THE JAM」の文字を見つける。当然その時「THE JAM」が何なのかも知らず、、。数日後近所の図書館のレンタルレコードコーナーで「THE JAM」の「THIS IS THE MODERN WORLD」のレコードを見つけ、それからTHE JAMに取り付かれることになる。この本はJAMの物語でもなければ、PAUL WELLERのBIOGRAPHYでもない。一人の少年のJAMにささげた少年期のノンフィクション。今までのJAM関連の本にはなく、読んでいくほどにDAVID LINESと一緒になって、THE JAM, PAUL WELLERを客観的にいちファンの観点から楽しめる。 |