THE 仲直り!復活!筋肉少女帯~サーカス団パノラマ島へ帰る’06~ [DVD] |
特撮のベストアルバムについていたDVDのライブ映像を見た時、オーケンのライブパフォーマンスのあまりの弱さにかなり落胆したものだ。
しかし!ファン歴17年目にして初めて見に行ったこのライブで、確かに衰えたんだろうとは思うが最後まで妥協なしの絶叫を見せてくれた彼にはかなり感動した。 そんな復活ライブの熱気は充分伝わってくる。演奏された曲もフィスト・オブ・ヒューリー以外はすべて収録されている(版権のもんだいかな?)。 事前にBSで放送された曲に関しては、映像はそれと同じかと思われる。 おすすめです。 |
天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」 [DVD] |
清純派女優叶和貴子の若かりし頃のヌードが拝める。ただそれだけが売りの作品。肝心のパノラマ島は絵に描いたセットで笑わせる。乱歩作品を映像化する場合は十分に予算を取ってもらいたいものだ。 |
天国と地獄の美女~江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」~ [DVD] |
3時間枠というおそらく2時間サスペンスでは一番長い放送時間の作品。何よりもゲスト「美女」叶和貴子の演技が素晴らしい! 猟奇、エロス、そしてサスペンスと盛りだくさん。 スケールの大きさという意味では、「美女シリーズ」随一。天知茂の第一声が新年の挨拶、そして、作品の見所を語らせるという井上梅次監督の演出が心憎い。 最後は衝撃的。お前は誰だ! が2回あるのも良い。ほんの少しであるが、明智小五郎の過去の恋が語られる場面もある。あとは観てのお楽しみ。 |
サーカス団パノラマ島へ帰る |
このアルバムは、次作『月光蟲』との二部作の一作目にあたり、名曲(迷曲?)元祖高木ブー伝説や詩人オウムの世界などを収録している。 89年製作と思えない音のよさ、個々の楽曲の素晴らしさ、アルバムのバランス、世界観の構成、ジャケットのテザインなど、さすが筋少と思わせる一枚です。 月光蟲、レティクル座妄想など日本ロック史に残る超名盤と比較すると若干聞き劣るかなぁ…と思われるかもしれませんが、それは前述の二作が『異常』に良い出来だからで、決して本作が悪いわけではありません!むしろ良すぎるくらいです! というわけで是非ご購入を! |
パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX) |
原作が好きなので買ってみましたが、最高でした。
丸尾さんの絵と乱歩の退廃的な世界観が見事にマッチしてて、陶酔感を誘うような相乗効果を生み出してます。間違いなく傑作。星六つが付けれるなら付けたいくらいです。 |
パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉 (光文社文庫) |
★作品★
闇に蠢く・・・最後のほうに行けば行くほど旨味が滲み出てくる。よいですよ!!旨味です。 パノラマ島・・・主人公がなぜか武将のようなたくましさのような錯覚に感じてしまう。なぜか織田信長なんです。信念を貫く所や奇抜さが・・・。ラストもグー。 一寸法師・・・トリックと狂喜・・なんといっても一寸法師がなぜか河童を連想させるんですよね私の場合。この時代にしか描けなかった名作ですね!! |
江戸川乱歩のパノラマ島奇談 (蒼馬社コミックス) |
今回は『パノラマ島奇談』を漫画化したんだが、『江戸川乱歩の押絵と旅する男』もそうだけれど、筆で描いたような、大正〜昭和の叙情画に通じる、耽美で優雅で華麗な絵は、江戸川乱歩の世界を描くのに最適で、長田ノオトは江戸川乱歩の作品を漫画化させたら一番なのではないか?
原作より恋愛色が強くなったと思います。作者の長田ノオトさん曰く、「原作より“少女マンガ”してます。」。 江戸川乱歩の御長男で立教大学名誉教授の平井隆太郎氏の解説も。(こちらは、漫画化された作品ではなく、原作の解説だが) |