機動戦士ガンダム MS IGLOO 603 ~一年戦争秘録~ (1) (カドカワコミックスAエース) |
まぁDVD見ている方だと満足できる内容です。
画風も渋い感じでよいです。 ただオリジナルストーリーはちょっといただけなかったかな〜 ゲムのストーリーはそらそうだろ って展開です。 まぁ人間ドラマだけみたらなかなかですが、 あくまで漢一徹の世界に女パイロット偏があったことで 僕はマイナスですね。 |
機動戦士ガンダム MS IGLOO 603 (2) (カドカワコミックスAエース) |
1年戦争の裏面史を、ジオン側の技術士官の視点から捉えた『MSイグルー』、フル3DCGで描かれた映像が色々な意味で話題を呼んだ作品ですが、このコミック版は、コミックならではの表現スタイルや、映像版では描ききれなかったキャラクターの想い等も描かれており、『イグルー』の持つテーマ性や主張をより明確に示していると言う印象ですね。
今巻は「南海に竜は潜む」の後半から始まります。取り上げられる試作兵器は水中ビーム兵器・エーギル。この如何にも方向性があさってを向いている兵器を真正面から取り上げ、最終的な評価にまで至っている点、如何にも『イグルー』らしさが感じられて良いですね。 「軌道上に幻影は疾る」は映像版『1年戦争秘録』第3話をコミカライズした作品ですが、ヅダの評価試験シーンや、デュバル少佐が辛酸を舐めさせられたシーン等が追加されています。キャラクターの表情等にもコミックらしいデフォルメが加わり、より魅力的になっています。コミック版なりの特徴が良く活かされていると思います。 「視線つらぬく先に…」はコミック版オリジナルストーリー。モビルスーツが足元にも及ばないほどの運動性能を持った観測ポッド・バロールが取り上げられます。ここまで徹底的に地味なメカにスポットが当てられている事こそ『イグルー』の真骨頂と言えますね。 また、最終話「戦雲に光を見た」と共に、ガンダムシリーズの主役としては最も目立たない存在であろうオリヴァー・マイ自身にスポットが当てられているのも注目。彼の学生時代の姿や「技術」に対する信念を描く事により、それを通して『MSイグルー』という作品に込められたメッセージを読者に明示しています。こういったキャラクターの心象を描く事はまだまだ3DCG映像では難しいく、コミカライズされたからこそ描く事が出来た内容だと言えると思います。 続編もあるとの事で、コミック版らしい切り口に期待したいですね。 |
キカイダー02 (7) (角川コミックス・エース (KCA39-18)) |
6巻から2年半近くが経ち・・・。
最週巻ということで、どうやったら終わらせられるのか?と疑問でしたが、無理だったようです。 この巻はこの巻として、楽しめる内容なのですが、最終として納得いくか?といえばNO!です。 これ以上の執筆が無理になったのでしょう。 内容は、ハカイダーに誘拐されたジロー、改造によって青1色の完全体となる。ハカイダーの意識が本来のハカイダーのものではなく、記憶の戻ったイチローの脳に支配されていることに気づいたドクターギルがハカイダー型ロボットを戦わせるが、倒されドクターギルも一度、命を落とすことになる。 ダークシャドウがゼロワンとミツコを襲うが、こちらは完全体ジロー・キカイダーに倒される。 ここからはほぼ、キカイダーとハカイダーがタッグを組んで戦うことになります。 むしろ不安要素は、自らギルの元にいた光明寺博士と、意思を持たぬキカイダー01。 DARKを裏切ったことで、脳の血液交換が出来なくなったハカイダーとキカイダーが、ナノマシンによる街・生物など全てを破壊する、最終兵器を相手に戦うことになる。 5巻のビジンダーの出番はなし。街に一応の平穏は戻るが、結局DARKともシャドウとも決着ついたとは言えない状態。 最後は、腕をもがれ頭にヒビの入ったハカイダーが、燃えつたように(燃えつきた)木にもたれたところにミツコが現れ、ハカイダーとしてではなく、実の兄(イチロー)として、その機械のボディの頭をもたれ、安らぎの表情を浮かべる。 |