バグダッド・カフェ 完全版【字幕版】 [VHS] |
ゆっくりと時間が流れていく場所、それがバグダッドカフェ。 そこに訪れる人々、泊まっていく人たち、どの人も特徴的で一人一人を楽しませてくれます。大事件が起こるわけでもないのになぜか中に引き込まれていく。ホリーコールの音楽の心地よさもたまりません。 だんだんと売れなかった小さなコーヒーショップが大繁盛していくところはとっても、ゆかいです。 好き嫌いがはっきり出そうな映画ですが、これは見ておいて良いと思います。 |
バグダッド・カフェ~完全版~ [VHS] |
とにかく画面の色とりどりの赤がいい。 最初は寂しい鉄錆の赤だったのがジャスミンが現れて だんだん冴えた赤に変わっていく。 女達の心が変わっていくように赤は美しく変わり ジャスミンが去っていくと寂しい青の赤になっていく。 そして再び戻ってきたジャスミンの白い服がとても印象的でした。 音楽も「コーリングユー」も非常に印象的だけど ブレンダブレンダはかなり耳に残り見終わった後も心を弾ませる |
バグダッド・カフェ [VHS] |
~ちょっと寂しくて,哀しくて,それでいておかしくて,最後にはとても心の温まる映画です. 親子関係,夫婦関係,恋愛関係,友達関係.....ありとあらゆる人間関係が描かれていて,何もかもが上手くいっていなくて,それでも次第に不器用ながらも静かにすべてが上手くいきだす. 繰り返し流れるテーマ曲の“calling~~ you"や、砂漠という設定、音の狂ったピアノの音色等,常にそれぞれの登場人物が抱えた心の影や無気力さをそれとなく醸し出し,わざとらしくない友情や愛情の育みを演出している.そしてコミカルなシーンも全く厭味がなく、単純に楽しめます. 何度見ても飽きがこない映画です.~ |
The Rose~I Love Cinemas~ |
自分が持っている中で最高のアルバムの一つです。
ポップスもあり、しっとりとしたスタンダードジャズナンバーもあり、 そしてそのどれもが限りなく優しく、美しいです。 |
CAVATINA |
村治の安定した技巧と無理のない表現がギター本来の魅力を表出する。「サンバースト」はリズミカルな音の動きが心地よい。「あるタンゴ弾きへの哀歌」は優しくも哀しいギターならではの情緒的な音楽。「カヴァティーナ」の心に響く旋律も聴き所。ミニコンポ推奨盤。 |
pure |
今までのコレクションの中で、癒し系オムニバスでは「feel」が一番だなと思っていましたが、この「pure」シリーズも「はずれなしのあたりー!」という気持ちでした。feelが心にパワーをもらえるとしたら、このpureは静寂をもらえる、そんな感じです。3シリーズ全部そろえましたが夜の寝る前のBGMとして愛好しています。 |
バグダッド・カフェ 完全版 [DVD] |
ストーリー, 音楽, カメラが絶妙のマッチです.
ドラマを無理に作っていくのではなく, 自然に流れていくように展開します. このマッチは, 監督のセンスというよりかは, 他の作品と比べると飛び抜けて良いので, (というか, 他の作品はいまいちなので) 偶然の産物なのかもしれません. 人によっては「地味でつまらない映画」で終わってしまうかもしれません. アメリカ文化の背景知識も必要です. (前半部分はコーヒーの濃い, 薄いが分からないと, 意味不明です. 主人公と旦那はドイツ人なので濃いめ, その他の人はアメリカンで薄めです. 自分は何回か見て気づきました). 派手なストーリーや, 特撮, 美男美女で見せるのではなく, 女性監督らしい, 心理の細かな描写を 楽しめるかどうかで評価が分かれると思います. 個人的にはタトゥーの人のシーンが好きです. バランスとってます. |
バグダッド・カフェ 完全版 [DVD] |
’80年代、小説、映画を問わず、アメリカではミニマリズムが大流行したが、実はこれは西ドイツの監督が撮った映画。ラスベガス近郊。旅行中ケンカをした西ドイツの中年夫婦。夫は妻をハイウェイの途中に置いて一人で行ってしまう。妻、ジャスミンは歩いてバグダッド・カフェに辿り着く。カフェの女主人も夫婦ゲンカをして夫を追い出したばかり。息子や娘は勝手気ままで母親を手伝おうともしない。そこにジャスミンがステイする事になる。勝手に事務所を掃除してしまうなど、奇妙な振る舞いをするジャスミンに、初めは嫌悪していた女主人も次第に心を許していく。ジャスミンが殆ど喋らないのがいい。カウリスマキ映画の常連のペロンパーといい、無口で演技をしてしまう俳優は実に存在感があってすごいと思う。あなたが人生に疲れていて、癒されたい時に観たら、主題歌の"Calling you"とともに、どっぶりハマッてしまうでしょう。 |