カエルの為に鐘は鳴る |
最近の、寄り道要素が満載のゲームとは真逆に、綺麗な一本道が敷かれていて、まるで一つの物語を読むように進めていくアドベンチャー+アクションRPG。
主人公はお人よしで単純、けれど情には厚い、そして金に物を言わせてしまう王子様。 ひょんなことから、王子は「カエル」や「ヘビ」に姿を変えられてしまうのですが、それぞれの姿の特長を活かして、高所や狭い通路を移動したり、行く手を阻む様々な敵に立ち向かったりしていきます。 物語を読み進めることを前提として作られた本作は、一般的な RPG にあるようなレベルや経験値といった概念がなく、話を進めていく中で王子は少しずつたくましく成長していきます。 ほどよい難度の謎解きやアクション要素はありますが、ゲームの苦手な人にもクリアできるように設計されています。 ちなみに音楽は「どうぶつの森」でおなじみの「とたけけ」こと戸高一生さん。本作でも引き出しの広さを披露してくれます。 未だに他に類を見ない、知る人ぞ知るゲームボーイ中期の傑作。 10数年ぶりに遊んだけど、とっても面白かった! |