(MAD) 怪物王女 旧?OP 「おれは怪物くんだ」
みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1980 |
うーん、私がこのシリーズの話を聞いた時、このシリーズについてはちょっと「ひねくれた」レビューをしようかな、と。どういう方針かというと、このシリーズを「1年・2枚組」で再改定すると考えた時に、「2枚目に」ぜひ収録したい曲として、「収録されなかった中で"この作品の主題歌は貴重"とか"これを収録してもよかったのでは"と思ったアニメ」を9つ推挙すると言うものです、よろしいでしょうか??
で、この昭和55年はどうかと言えば、「ベルフィーとリルビット」「メーテルリンクの青い鳥」「ふたごのモンチッチ」「ムーの白鯨」「スーキャット」「釣りキチ三平」「燃えろアーサー・白馬の王子」「がんばれ元気」「ほえろ!ブンブン」……というところを推挙します。 私ですか?今は「トムソーヤの冒険」「魔法少女ララベル」「ニルスのふしぎな旅」の関連曲を持っている程度ですね、この昭和55年については。 |
怪物くん怪物ランドへの招待 (ぴっかぴかコミックス スペシャル) |
怪物くんの映画は2作品ある。いや、2作品しかないといったほうが適切だろう。「怪物ランドへの招待」と「デーモンの剣」であるが、この漫画は前者を描いたものである。公開映画との違いも顕著である。ここではあえて映画のほうを取り上げ、印象に残ったシーンを幾つか挙げたい。結論的には、実によくできた作品であり、泣ける映画だと思う。
1)春休みになって遊ぶ予定がないヒロシの寂しげな表情をみた怪物くんは、自分の故郷である怪物ランドへヒロシを招待することを思いつく。怪物くんの人間的な一面を感じるシーンだ。また父親のいないヒロシの落ち込んだ状況を察した怪物くんは、「ヒロシの姉さんの顔がみたくなった」といって、すぐに人間界に帰ることを決める。怪物くんの思いやりを十分に感じる。人間界に修行(留学)しに来たことの成果なのかもしれない。 2)怪物大王であるオヤジの子煩悩ぶりが顕著である。掟に背いたヒロシを石に代えた、にくいはずの「ばか」おやじに変身して、戦介族の強敵ゴーレムに立ち向かうシーンには愛着を感じる。また「念力、オヤジになれ〜!」と叫んだ瞬間、水晶玉を通じてそれを見ていた大王の嬉しそうな表情も印象的である。更に、モンスター号にのって人間界に戻るときも、大王自ら大きく手を振って怪物くん(大王は「ぼうず」と呼んでいる)を見送るシーンにも泣ける。怪物くんも思わず「おやじ!」とさけぶあたり、演出効果がでている。 3)基本的にわがままな怪物くんもガールフレンドの怪子ちゃんは苦手なようだが、この子もよくできる子である。いざという時には、きちんと怪物くんをサポートするあたり、さすが姫だなと思う テレビアニメの怪物くんのビデオやDVDが登場してくれないかなと思っている。ドラえもんの作品の多くが今でも楽しめるのとは対照的である。 |
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