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シャッフルラジオ

05.msg「ノルウェーの森」 (cover)




Wilfa Burgundy-RED コーヒーメーカー CJ-628
まずコーヒーが思ったほど美味しく淹れられない。
あいたたた。北欧人の味覚より日本人の味覚を信用する
べきだったかもしれない。
本来ならこの時点でコーヒーメーカーとしては致命的なんだけど、
本機はそれをも「まあいいか」と思わせるほどに魅力はある。
第一にタイマーが付いていること(朝淹れたての
コーヒーの匂いで目覚める幸せといったら!)。
そしてなんと言ってもこのメタリックレッドの
思い切った容姿はキッチンを明るく、スタイリッシュに
見せてくれます。
コーヒー好きには不満が残るけれど、ミーハーな人には
ぴったりの商品。
朝忙しい人、朝弱い人にもおすすめ。
だってコーヒーの匂いで眠りを覚ます目覚まし時計なんて
なかなかないでしょ?

 

ラバー・ソウル
中学生になるかならないかの時に父親からレノンのベストと一緒に買ってもらったアルバムなので一番、思い入れがあったりします。

今、思えばロックにはまるきっかけになったのもコレがあったからかもしれません。
曲もポップでかといって浅くなりきらず一番、バランスのいいアルバムな気がします。
これ以降はサイケや実験性が出てきてよりロック色が強くなってくるので・・・
ポップバンドだったビートルズとロックバンドへと変わりつつあったビートルズがうまく融合してます。

特にノルウェーの森、イン・マイ・ライフ、ひとりぼっちのあいつ辺りはさほど有名ではありませんが、名曲です。
当時1997年、13歳だった僕にとって30年以上も前の音楽でしたが、ひとりぼっちのあいつの歌詞は確かに僕の心を貫きました。
それは、多分、彼らの音楽に普遍があるからです。いまでも秋頃になるとよく聞きます。ビートルズの中でも特にレノンの刹那や叙情性が溢れた一枚です。
レノン好きにこのアルバムが好きな人が多いのはそうした理由なのかもしれません。
アコギが多用されてるので、SSW好きにもマストです。

 

The Beatles 1962-1966
30年程前、まだ小学生だった時に母の持っているシングルのみが自分の中の「ビートルズ」でした。
そしてラジオ企画で流れていたアルバム特集でその他の「ビートルズ」を知り、急いで録音をして毎日聞いていました。勿論音源はモノで途切れ途切れでした。
それをサンタさんが不憫(?)に思ったのか、クリスマスのプレゼントで枕元にこのアルバムカセットが置いてあり、それが私の中の「ビートルズ」の世界を更に広げるきっかけになったのでした。
今では武道館に行った母よりもビートルズマニアです。
今は簡単にCDが手に入りますが、この時の感動は色あせません。
選曲は粒ぞろいです。
初めてのビートルズワールドの入門書にお勧めです。

余談ですが、カセットのパッケージを開け、ジャケットの裏に1967-1970の広告があったのですが、あまりの風貌の違いに衝撃を受けました。
小学校だった私はポールに恋をしていたので、結構トラウマになりました(笑)

 

愛おしき隣人 [DVD]
北欧映画と言うと、かの巨匠イングマル・ベルイマンの芸術映画連が思い浮かび、観る前から腰が引けてしまう気がしますが(笑)、今作はまるで毛色が違う何とも特異な魅力を持った作品です。
不満を爆発させ歌いだす女性、太鼓をただただ打ち鳴らす男性、生徒の前で突然泣き出す女教師、、、。ワンシーン、ワンカット、固定カメラでひたすら凝視された人間観察の数々。
何気ない中でのどうにも滑稽極まりない仕草、噛み合わないながらもコミュニケーションが成立しているような会話、時に激しく時に安穏にカメラに向かって行われる登場人物たちの感情吐露の独白。ショートコントのようでもあり、社会寓話のようでもある何とも言えない不思議でシュールな感覚が味わえます。
全編すっとぼけたユーモアとほんわかしたムードが漂いますが、ラスト、陽気なディキシーランド・ジャズにのってやってくる“物”の正体を見た時、この映画で描かれてきた風変わりな人間讃歌の、“別の視点でのテーマ”が読み取られ、思わず唸らされます。
難しい映画ではありません。肩肘張らず、ヒネった映画がお好きな方は是非!

 

キッチン・ストーリー [DVD]
これは二人(あるいは三人)の男性が友情を築いていく話として楽しむこともできますが、ノルウェーとスウェーデンの文化、歴史、言語の違いやそれに対する戸惑いもさりげなくちりばめられていて、そこを味わうこともできると思いました。

調査員はスウェーデン人、被験者はノルウェー人。
たとえば、二人がキッチンで談笑していると話題が第二次世界大戦に触れます。
ノルウェーがナチスの侵略を一部受けて苦しんでいる一方で、スウェーデンは中立を保って傍観していました。それに対して未だにノルウェー人は「恨み」に近いネガティブな印象をスウェーデンに抱いている様子がここの会話で伺えます。
二人は気まずい雰囲気になりますが、ノルウェー人のほうから「まあ、忘れようや」といった感じで話は流れます。

そのほかにも、それぞれが母国語で話しているのに通じているところ、「プリム」というノルウェーでは一般的な食品をスウェーデン人は知らなかったこと、車線が左右で違うため国境を越えて車線変更をしたあと気分が悪くなるところ、スウェーデンのタバコが一番と思っていたけどノルウェーのものも悪くないと思って切り替えるところ、などちょっとした文化的な違いに躓きながら生きている様子がさりげなく描かれています。

とても似ている国だけれど、それぞれがその文化を誇りにしているから決して同化しない、それでも一緒に親しく生きていけるという明るいメッセージを私は受けました。

上記のこととは関係ありませんが、個人的に一番笑えたシーンは医者がタバコをふかしながら患者の診察を行っているシーンです。こんなにいいかげんでいいのか?!とつっこみたくなってしまうような「抜けた」感じがよかったです。

 

ピンチクリフグランプリ [DVD]
私がまだ幼稚園児だった30年前、強烈なインパクトを与えてくれたこの作品がDVDで蘇りました。
通常版でも監督やスタッフのインタビューもあります。
吹き替えの声優さんは、ヤッターマンのボヤッキー、同ドクロベェ、ドラゴンボールの悟空、目玉親父、などすごい顔ぶれです。
ですが吹き替え音声は普通のステレオですし、訳もいかにもって感じです。
「驚き桃の木だ」などのセリフはあんまり作品世界に私はなじめませんでした。
是非とも5.1chのオリジナル音声でみてください。
レースのシーンでは迫力満点です。
本当のレースの様な音と映像の臨場感。
見ていて懐かしさと感動で涙が出ました。
ストーリー自体はとてもやさしいものです。
ですがだからこそ小さかった私でもすごく印象に残ったのだと思います。
ギガンテ号が急発進するときにアスファルトがめくれるシーンを覚えている人は、買って損はしないと思います。

 

三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
レビューを見ていると、子供が喜びそうだったので
五歳の子供に読んでみました。

大中小のやぎが、悪者:トロルから命を狙われますが、
大きいやぎが、トロルを木っ端微塵にする話です。

ヒーローものが好きなウチの子は、自分も正義の味方になりきって
トロルを「とぃや!とぃや!」と、パンチして、やっつけています。

「読んで」と、リクエストの多い本です。


 

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
 ソフィーが西洋哲学の世界を旅する。14歳の主人公がソクラテス、プラトン、アルキメデス、デカルトと西洋哲学を創り上げた巨匠たちの考え方をしり、「自分とは何か?」など哲学の究極の問いにも挑もうとする。中学生も楽しく読める稀な哲学書です。

 

こねかけのうどんぶつける祭りがノルウェーの北の村の漁村で 『ロストカラーズ』サウンドトラック+ファンディスク
ロストカラーズ本編とややライターさんの文体が変わっています。
表現や会話のテンポが「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」に近いです。
うっかりレアルとノゾミを混同しそうになるほどに。
この辺り、気になる人もいるかもしれません。(私はやや引っかかりました)
おまけ部分のみのプレイ時間は自分速度で25分程度です。

個人的には十二分に楽しめました。
サラシナ好きなら買いの一手。

 

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