エイトマンAFTER〔1〕 [VHS] |
マンガ版エイトマンのオズマを倒した所から物語が始まります。なんと東八郎のデータが今作の主人公、風間と言う刑事に書き換えられていて原作ファンにはショッキングなストーリーです。(なぜ書き換えられたかは観ればわかります)原作にでてきたキャラも登場し、彼等の変化も見所です。エイトマンを知らない方がこの作品を観て原作版・アニメ版を観るのもいいですし、エイトマンをリアルタイムで見た方にも観てもらいたいです。 |
般若心経瞑想法入門―あなたに幸運をもたらす仏の知恵 (21世紀ブックス) |
瞑想について調べていて手に取った。
著者は往年の売れっ子マンガ家、桑田二郎氏。エイトマンや月光仮面は懐かしい。 前半は桑田氏の瞑想体験、後半が座法と呼吸法という構成である。 般若心経を唱えながら瞑想する方法については、桑田氏が独自にたどりついた方法のようである。般若心経の解釈も独特で、般若心経はもともと瞑想のためのお経である、という。 ある夜明け、綾瀬川の土手を歩いていて昇る太陽を見た瞬間、えもいわれぬ高揚感を味わった。それが瞑想を始める機会になったそうだ。いわゆる「対象との一体化」の体験である。 桑田氏の瞑想方法は、したがって、特定の対象に意識を集中していくサマタ瞑想の一種である。瞑想対象は般若心経の真言だ。その点では真言密教の阿字観と似ていなくもない。しかし桑田氏は僧侶でも学者でもなく、タイトルから想像するほど、宗教的な深みはない。あるのはただ桑田氏の「体験」だけである。それが決して悪いとは言わないが、桑田氏の体験した「事実」はやはり桑田氏のものだ。必ずしも他人と共有することはできないから、聖霊やら古武士の悪霊、幽体離脱などが出てくるとやはり退いてしまう。 なお、スマナサーラ師のヴィパッサナー瞑想(意のままに生きられる―ヴィパッサナー瞑想法 (シリーズ自分づくり“釈迦の瞑想法” (2)))では、瞑想中に現れる「光」や「神仏との出会い」といった神秘体験も妄想の一つなので捉われてはいけない、とされている点を注記しておく。 |