夢枕獏來臺讀者見面會+簽名會03(2007.12.15)
music for 陰陽師 |
ブライアンイーノの名前で買いました。イーノの曲はすべてで三十分足らずです。せめて六十分は欲しかった。一方、伶楽舎のほうは意外の拾い物でした。雅楽は積極的にCDを購入する機会がありませんからちょうどよかった。音楽のレパートリーが拡がる良いきっかけになりました。 |
陰陽師 弍ノ巻 二人語り「這う鬼」「白比丘尼」 |
このCDは、陰陽座の提供している曲目当てで購入しました。 陰陽座(正確には、瞬火・黒猫の二人のみで作られています) の曲は勿論魅力的なものでしたが、それ以上に二人の役者さんに よって演じられる音のドラマに圧倒されてしまい、原作を読む きっかけにもなりました。映画の方よりも、こちらの方が 原作に忠実で、かつ味わいがあります。 |
陰陽師 [VHS] |
うわさにたがわぬ「一大豪華やおいスペクタクル映画」でした。小説や漫画の『陰陽師』のように史実から綿密に作り上げられたものを楽しむというより、それらをもとにやおいな期待を抱くヲタクにいかに応えるか? を課題として撮ったとしか思えないくらいに盛りだくさん。 ファーストシーンからやおい臭芬々たる幕開けで、どうなってしまうのかと思いきや、どんどん度が激しくなり… 果ては掻き抱いたり羽交い絞めにしたりそんな女がオレよりいいのかと詰め寄ってみたり。なんなんだアンタたち! 女優は役柄からして添え物だし。 いやはや『帝都物語』以来の国産バカ映画(褒め言葉です)でございました。まさかこの監督がここまで吹っ切れたというか、ぶっ飛んだものを作るとは。 |
陰陽師 [DVD] |
映画を見る前まで、野村萬斎さんは「誰?その人」だった私ですが、この映画ですっかりファンになってしまいました。
陰陽師というのも、実はよく分かりませんでした。(九字は知ってましたが) しかし『陰陽師』が映画化されるということで、原作や漫画が店頭に並ぶようになり、とりあえずは漫画から、と、手に取ったくらいです。 映画そのものはかなりツボでした。(大興奮!) そして今見返してみると、当時は気が付かなかった台詞回しや演出が分かるようになり、改めて「ここはこういう意味があったんだ」と見ています。 一つの映画なのに4つも5つも事件が起こり、かつ、それが一つに繋がるという手法はとても面白いです。 私の一番のお気に入りはクライマックスの清明vs道尊の殺陣ですが、 清明がただ一度だけ泣くシーンも気に入っています。(2にも泣くシーンはなかったので) あの 「お前だけは失いたくないのだ!」 という台詞が、 それまでの清明の人間関係を凝縮し、どのようなものだったのかを連想させてくれるからです。 |
陰陽師 5 [DVD] |
近年なぜか陰陽道や安部清明に関する書物が出ていたり、テレビ番組や劇場映画になったりしていると思ったら、若い人達や子供たちの間でブームになっていたんですね。聞き及んだところによると、大衆小説やコミック本が出ているそうな。 もちろん子供たちが平安朝の歴史や古典文学に関心をもつようになってくれたら、これにすぐること無しとて喜んでいたのですが、映像作品を見てがっかりしてしまいました。と言うのも、説話文学や浄瑠璃などに登場する安部清明の史談とは、ほとんど無関係に勝手な話を創り出して「オカルト好み」の若い世代に受けているに過ぎないからです。式神を全て女性に改変してあるのも、いかにも野暮ったい現代日本人向きで、少々通俗的に過ぎるというものです。 ただ、たんなる娯楽作品として見た場合は、それなりに愉しめるものと申せましょう。 |
東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術 (4) |
柔術を柔道として体系化した嘉納治五郎は素晴らしい!
しかし、その人生を茶化している著者には問題がある。 確かに面白い。 面白ければいいのか? お笑いが下ネタに走るのと同じ下品さがある。 もう少し、自分を見つめ直して著作活動をして欲しい。 ファンであるが故の辛口コメントです。 |
東天の獅子〈第3巻〉天の巻・嘉納流柔術 |
流派の紹介は前巻までで終了、いよいよ各流派のぶつかる死闘が開始!時は明治の19年、警視庁武術大会が幕を開ける。 |
東天の獅子〈第1巻〉天の巻・嘉納流柔術 |
餓狼伝の新刊を待ち焦がれているところに現れた執筆11年の大作。
資料を掘る音が聞こえてくるかのような取材の賜物だと、僭越ながら思ってしまいました。 明治――日本が重要な転換期を迎え、この国の本質を人々が見失いつつあった時代。 この国に必要なものはいったい何なのか、天才、嘉納治五郎は柔術にそれを見出します。 そしてその志に惹かれて集まった、後に講道館四天王と呼ばれる四人の男たち。 残念ながらいまの柔道ではほとんど使われなくなった、強力にして強烈な技の数々が、濃く、熱く、読んでいるだけで痛みを感じるほどに描かれています。 現代を席巻する総合格闘技の大風は、すでにここから吹き始めていたように感じました。 |
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