![]() トップをねらえ! & トップをねらえ2!合体劇場版!! Blu-ray Disc BOX (初回限定生産) |
ノリコの魂を震わす叫び! この半年はコーチやタカミちゃん、キミコが私たちに未来を託した半年なのだと。その言葉に我に帰るカズミ。
なぜならば、なぜならば、 何かを背負って戦うからこそ、強い! 初めてごらんになるみなさま。落ち込んだ時、元気になれる作品です。努力と根性がギャグだと思っているなら、イチローも浅田まおちゃんも、全日本女子バレーも、みんな応援したくならないはずです。拮抗する才能の一枚上をいくならば、そこに努力の二文字が踏み台となって現れるのではないでしょうか? 荒唐無稽なこの作品。それでもそこに炎となったガンバスターがいます、地球を捨て身で守るダイバスターがいます。 トップをねらえ! 劇場版は通しで見るとあることに気がつきます。これは始まりと終わりの物語です。そして終わりをともに共有している物語であります。ノリコとカズミが縮退連鎖を始め、必ず帰るとユングに約束した場所。1万年の時間を飛び越えて、帰り着く場所を守ったノノとラルク。気の遠くなるような地球原始から見れば、例え1万年と言えどわずかな時間に過ぎません。けれど、消失してしまえば無があるだけなのです。ノノリリの守った地球を守ったノノ。これは私の想像に過ぎませんが、バスターマシン7号を作ったのはユングたちかも知れません。 「必ず帰ってきて・・。」 お帰りなさいといってあげると誓った約束。ノリコとカズミの帰ってくる場所を守りたいという願いがそこにあったのではないでしょうか? そんな風に考えるとひとつの物語として見えてくる気がします。 始まりと終わりを供にする物語。それがトップをねらえ!合体劇場版なのです。 何かを掴み取りたいと願うからこそ、想いは叶うのかも知れません。たくさんのみなさんにごらんいただきたい作品です。ぜひ、ご覧下さい。 ひとつひとつの物語は火だか、ふたつ併せると炎となる。それが「トップをねらえ! 合体劇場版!! Blu-ray Disc BOX 」なのです。 |
![]() トップをねらえ2! (1) [DVD] |
観る。前作とは別世界?
バスターマシン登場BGMが定番だが、格好良い。田中公平の音楽が心地よい。 今後の展開に期待。 |
![]() VOCALIST 2 |
歌詞をこれほどしっかりとリスナーの元へ届けられるヴォーカリストも少ないでしょう。男声でありながら女性ヴォーカルの曲を歌うわけですから、難しい挑戦ではありますが、これだけ見事に歌いきれば、万人に受け入れられると思います。
先入観も思い込みも不用です。ただ虚心坦懐にしてスピーカーの前で徳永英明の歌唱と向き合えば、作曲者・作詞家そしてオリジナル曲の歌手の思いが新しい革衣を着て登場したかのように受け取れました。次から次へと移ろいゆく景色を眺めるように聴かせてもらった歌の数々。それぞれの曲がヒットした時代へ思いを馳せながら少しセピア色になっている思い出のブラッシュ・アップをさせてもらいました。素晴らしい歌唱なのは太鼓判を押させてもらいます。 「かもめはかもめ」の薄倖な女性の切なさを、男性がここまで見事に表現できるとは。中島みゆきも好きです。研ナオコもしかり。彼女らの名唱に流れる女の情念の激しさを少し押さえながら、諦観した人生の歩みをみせているのは男性ヴォーカルの特質かもしれません。 病気も含めて、人生の浮き沈みを体験した徳永英明が、40代後半という魅力ある年代のとば口に佇んでいるからこそ、その静かな表現の中に深い思いを込めているのでしょう。 懐かしの小坂明子の「あなた」に対する坂本昌之のジャジーな編曲と徳永の優しい歌唱。30数年前、彼女の弾き語りを生で聴いた者として、フラッシュ・バックのようにあの時の光景が蘇り、それを21世紀に通ずる歌へと昇華させてくれました。 プリ・プリ、松田聖子、中森明菜、そして竹内まりや。全く個性の違うオリジナルの歌唱に対しての果敢なアプローチと見事な徳永の回答。その変身ぶりと本質の描き方の見事さ。拍手です。 ラストの「for you・・・」は、大女優の一人語りのようでもあります。上手さを感じさせない巧みさもまた魅力として内在しているわけですから、売れるはずですね。 |
![]() TVアニメーション ストライクウィッチーズ コンプリートエンディングテーマコレクション |
ストライクウィッチーズEDテーマ「ブックマーク・ア・ヘッド」
テレビ放送では毎回(1話と2話は同じでしたが)違うキャラクターが歌っています。 その1〜12話までのすべてのバージョンが収められています。 オリジナルカラオケ版もあり。 8話での挿入歌「リリー・マルレーン」も田中理恵さんが歌っています。 12話の「11人全員」版は豪華だなぁ、と思いますね。 |
![]() お母しゃんへのラブレター 2 (2) (まんがタイムコミックス) |
1巻に比べると、2巻はやや銀ちゃんと金ちゃんの話中心でした。私は(推定)銀ちゃんと2,3歳違いなので、さかもと先生の母親の視点で描かれるこの漫画がすごく新鮮で、先生の作品の中でも特にお気に入りです。私は昔、「大人の幸せって何だろう?」と疑問だった時があり、その1つの答えを先生が教えてくれた様な気がして、最後の方では思わず涙が出ました。裏表紙や帯の下など、先生らしい(?)小ネタやオマケも健在です。母親として、娘として、飼い主としての自分の日々の苦労を、子供たちとの思い出の数々を、自虐ネタも交えて温かく描く先生の作風は、相変わらず静かで大きな感動を与えてくれました。 |
![]() お母しゃんへのラブレター (まんがタイムコミックス) |
できることならいつの日も、一番好きな自分でありたいけれど。 でも、それはやっぱり難しいから。 嬉しいときには、一緒に笑って。 悲しいときには、抱きしめて。 金ちゃんがまっすぐなのも、銀ちゃんがやさしいのも。 きっと、あげたものがしっかり根を下ろしたからじゃないのかなと思うのです。 君たちの明日に、みんなの未来に、両手いっぱいの幸あれ。 この本には、さかもと家の過ごして来た日々が綴られています。 しみじみと笑えて、ほのぼのと泣ける、私にとって大切な一冊となりました。 巻末に、みゆにゃん先生からのメッセージ付。 全部読み終えたら、カバーも捲ってみて下さい。 現在も、「まんがタイム」(毎月7日発売)と「本当にあった(生)ここだけの話」(毎月11日発売)で、さかもと一家に逢えますよ♪ |