クロコダイルの涙 DTSエディション [DVD] |
ありふれた恋愛映画ではなく、捕食者の悲しみを描いた作品だと思います。さまざまな矛盾の中で苦しむ、グリルシュとしてのロウの演技に涙が出ました。女優エレナ・レーヴェンゾーンの好演にも拍手を送りたい気持ちです。内に秘めたあからさまではないエロスが、この映画の雰囲気とよく合っていたと思います。幼い顔だちの中に秘められた、無邪気な官能性が女優を美しくみせていたと思います。美術も凝っていて、見ているだけでも楽しめます。作品の解釈の仕方は、きっと人それぞれになると思います。説明が少ない作品なので、見ているほうは想像力を膨らませて、何度でも楽しめると思いました。わたしはもう数えきれないほど見ていますが、見る度に違う顔をみせてくれます。 良い映画だと思います。おすすめです。 |
The Bells! The Bells! (Remixes & Videos from the Oblivion with Bells album) |
新曲とライブ映像のために即買い!
remixCDはやっぱ当たりはずれが激しい印象があって、 今回もどうだろ〜と思ったが、新曲を除いて2曲くらいしか 当たりがなかったという感想。 新曲の「Parc」自体は個人的に好き。 最近のやわらかいサウンドとカールのエコーがいい! そろそろ激しいテンポも欲しいかな〜 DVDは正直PVはいらない! ライブ映像をガッツリ入れて欲しかった… |
クロコダイルズ |
1980年になってリリースされたのがこのデビュー・アルバム。プロデュースはIan BroudieとBill Drummond。「Doors」あたりの70年代サイケデリアの影響が色濃いサウンドが特徴で、特にWillのデリケートで翳りのあるクリアーなギター・ワークと、Ianの憂いを持ったヴォーカルとのコラボレーションが素晴らしく、ダークでありながら美しいサウンドの作品となっています。そして弾けるビートも、この繊細なサウンドを壊すことなく機能していて、デビューにして既にバンドとして完成されたクオリティの高いアルバムとなっています。メンバー4人がソング・ライティングを手がけているという点も、プラス・ポイントでしょうか。UKチャートでも好アクションを記録しました。「ネオ・サイケ」なるジャンルの先駆けとなった作品で、重要度はかなり高いですね。名作! |
クロコダイルの涙【字幕版】 [VHS] |
主人公はいわゆる吸血鬼なのだが、それを苦悩するでもなく普通の生活の一部に取り入れている。善も悪もなくただ生存する存在というのがすごい。ジュード・ロウは「ロード・トゥ・パーディション」で不気味な殺し屋を演じているが、こちらも日常生活を送る殺し屋という役どころだろう。 |
クロコダイル・ダンディ [DVD] |
都会を知らない超田舎者が巻き起こす騒動をコミカルに描いています。
主演のポール・ホーガンは、これ以上ないというぐらいの当たり役。 作品的には十分、☆5つです。続編も最高でした。もう一度、観たい作品です。 |
クロコダイル・ダンディ2 [DVD] |
一作目はオーストラリアの田舎から都会へというギャップが成功点だったが、今回は都会からオーストラリアへと前回おもしろかった要素を自ら封じてしまうストーリー展開となり、かわりに麻薬絡みの犯罪ストーリーを加えてアクション映画としての側面を出そうとしているが、やはり一作目の素朴な魅力には及ばず。まあ、誰も死なないホノボノとして一編には仕上がっているし、ミックの魅力も相変わらずなので、シリーズのファンは必見となっている。 |