![]() O嬢の物語 (河出文庫) |
本を読んでいるとその主人公に自分の姿を見て感情移入をしてしまう時と、自分とは全く違う主人公を客観的に見て楽しむ時があります。
O嬢はどうかというと、私とは全く違うけれど心の奥底ではなぜか理解できてしまう不思議な感じで読み進んでいくうちに何ともいえない 気持ちになりました。 自分もO嬢にようになりたいのか?読んでいる間ずっと自問自答していました。 そのうちどんどん自我や自意識から解放されていくO嬢に嫉妬のような感情を抱いている自分に気がつきました。 この本によって自分の奥底にあるものを見つけてしまった思いです。 |
![]() 快楽主義の哲学 (文春文庫) |
大金をかけずとも、460円で魂が震えます。
正か負か。人それぞれだけれども、動かされるものがありますよ。 |