燃えるハロウィンタウン ハロウィン

ハロウィンって今現在でもなかなか浸透していないから、30年代だったら相当奇妙に思えたんでしょうね。

基本は“ソウル・ラバー”という武器を使い、敵を殴ったりぶん回したりと、かなりの爽快感があります。コスチュームを変えることによって攻撃方法が異なり、それだけでなんだかお得な感じ。
ボス戦でのミュージカルバトルという戦闘も、なかなか新感覚で面白いです。ただ、コマンドに集中して画面が見れないというのが難点。
キャラクターは、映画でおなじみのブギーやその子分、サリーにメイヤーなど、キャラ総数自体はそこそこですがメインキャラ達は出てきます。
難易度もイージーからあり、初心者にも安心。クリア後にはランクアップやフィギュアコレクションを目指して、かなりやり込めます。

良いところも多いのですが、改善してほしかった点もやや有り。
まず、戦闘中走れないのでやりにくい事この上ない。ジャンプという概念がなく、ステップと呼ばれる回避行動を行うので、それもやりにくかったです。
「次にどこへ行けばいいのか」という指示が極端に少ないので、私のように究極のへたれゲーマーを自称する人は、悪戦苦闘すること間違いありません。
マップが見づらい。色が単調なので、道なのか背景なのか迷います。しまいにはジャックがマップと同化するので、いちいち探してしまいます。

個人的感想ですが、『デビルメイクライ』をプレイしている気分でした。基調の色といい、システムといい…まあ、それぞれで魅力はありますが。
と、全体的にかなり良かったのですが、改善点が惜しかったから星四つという事で。