これがSHM-CDだ!3 ロックで聴き比べる体験サンプラー |
前作,前々作に引き続きレヴュー。
「SHM-CDの良さを知ってもらう」ことを前提とした場合、☆3の評価になる。 前作,前々作にと比較して、大分音にまとまりが出てきて少し「人工的」な 音作りから原音に近い形での音になりつつある。 ただし、やはり違和感を感じるところは多々あったが。 オリジナルのCDと、サンプラーCDと、SHM-CDの3種類で聴いてみた結果を書く。 1.オリジナルCD(既発)と比較して、リマスターされている為、音は良くなっている。 2.SHM-CDとサンプルCDとの音の比較でも、大分クリアになった感じ。 3.ヘッドフォンで聴いた場合、クリアな感じ。 4.今主流のiPodに入れて聴いた場合は違いは無い。MP3で聴いても同様。 圧縮した場合やはり意味は無いようだ。 5.音楽を聴き込んでいる人(オーディオを組んでいる人)はSACDの購入を推奨。 6.この楽曲のコンピを1000円で購入できるお買い得感。 7.コンピレーションとしての選曲を考えると、80年代のコンピとして優秀。 8.SACDの音の厚みやクリア感を体験してしまっているので、正直目新しさはやはり感じられない。 これまで3作品を聴いてきての総括。 CDからSHM-CDに買い換える!と言うほど驚くべき音の違いは感じられない。 しかし、少しずつ音のつくりがナチュラルになってきている。 リマスターして、価格が落ちれば買い!だろうがまだ実験段階なのかな? という感じを受ける。もう少し、企業努力が必要かも。 参考データ(当方システム) スピーカー : JBL(1台20万代) プリメインアンプ及びSACD Player : Denon(各20万代) ヘッドフォン:BOSE ノイズキャンセル |
Solitude Standing |
このアルバムです。何かと社会現象まで引き起こした名盤です。 トップのTom's Dinerはアカペラで歌い上げていますが、これが魅力的です、当時この曲をテレビCMで放映していたのを覚えています。 歌詞もいいですがアコースティック・ギターそしてヴォーカルも素晴らしく良く非常にバランスのよい作品だと思います。シティー派のアーバン・ミュージックが好みの方にはお勧めです |
ルー・リード:ロックンロール・ハート [DVD] |
ヴェルベット・アンダーグラウンド”以前”(!)のルー・リードから始るところにこの「メイキング・オブ・エポック・メイキング・ミュージック」映像の真価が表れる。余程のルー・リード・ファンでもなければ彼がクソみたいなポップソングの作詞作曲家として音楽界にデビューしただなんて知らないだろう(僕も初めて知った)。しかも本人の口からそれを聴くことができる。
そこからウォホールとの出会い、ヴェルヴェッツの邂逅、結成、空中分解、ソロの作品群の意義が本人と彼をとり巻くアーティストの口から語られていく。挿入されるライヴ、リハーサルの映像も全て貴重であり、胸ときめくものだ。何しろ初期のヴェルヴェッツのライヴ映像なんてムチャクチャである。デイヴィッド・ボウイとデイヴィッド・バーンという70年代から80年代のロックの変革をもたらした二人が同じドキュメンタリーに登場するのも楽しい。嬉しい。またマスタリング・エンジニア(ボブ・ルドウィック)などが話すリードのサウンドへの拘りも恵心のいく語りである。 そしてこのドキュメンタリーを重要なものとして位置づけているのはルー・リード本人の、この映像作品以降の音楽のカッコ良さだ。ボブ・ディランの「ノーディレクション・ホーム」ほどの話題性はないが、40年近くもロックをやっていられる力と、ロックへと突き動かす不穏な世界の動きへの眼差しに、日本人としてちょっと羨ましくもなる。この国でロックを40年やれているアーティストがどれだけいるのか、どれだけ現れるのかを思う。 |
Best of Sessions at West 54th 1 [DVD] [Import] |
1曲目はウイントンマルサリスとビッグバンドの競演、他に私の好きなリッキーリージョーンズも入っていて、こんなに安い値段。最高です。音も良いし映像も綺麗で最近では久々のヒットです。 |
Live at Montreux 2004 (Dol Dts) [DVD] [Import] |
2004年のライブではあるが、1985年と変わらないスザンヌが炸裂する作品。クールでお洒落でそれでいてとても熱い意思を感じるステージ。ボーカルスタイルもベースとなる音楽もナチュラルなもので、ワン・アンド・オンリーのスザンヌスタイルを持ってるとても大きなアーティストだったりして。2000年の前髪をそろえたヘアースタイルを85年当時に戻したのか、ルックスも昔のまんま。ベースのマイケルは85年当時のメンバーだし、キーボードがいないのを補ってあまりあるセンスのいいギターリスト・ドラマーを従えて、フォークというよりロックなんだよね。☆4つなのは冷静に見たらどういう評価か分からないから。冷静に見れないんだ。応援したくなるどこかにいる普通の女性って感じがたまらないな〜。でも普通じゃないよ。リージョン1&4 |