Brad Pitt my love 9
セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉 [DVD] |
後半の中国軍によるチベット侵略は壮絶でした。それまでの牧歌的でほのぼのとした雰囲気が一変して、残酷で目を背けたくなるような恐ろしいものに変わってしまいました。 わたしはこの映画を見るまではよく知らなかったのですが、今の時代にあんな恐ろしいことが大国の軍により行われているのですね。 日本のマスコミは何故、報道しないのか不思議で仕方ないのですが、このような映画を通じてたくさんの人にチベットの悲劇が知れ渡ることは、大変に意義のあることだと思います。 こういうのも映画のもつ力なのでしょう。 |
セブン・イヤーズ・イン・チベット [DVD] |
これはリアルタイムで映画館で観ました。その後ビデオでも見ました。この頃はブラピが日本で注目され始めたときです。 チベットの壮大さが素晴らしいです。物語が淡々と進んで行く感じも好きです。でも途中で一緒に登っていた友人が現地人の女の人とデキるとこは少し違和感があります。でも関係ないです。実在の登山家をモデルにしているだけあって、現実感すら感じさせます。一般的には地味と捉らえられていますが、こういうのがいい映画です |
セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 (角川文庫ソフィア) |
正直この作品に会うまで、チベットとモンゴルの区別がつかなかった。
世界の屋根・陸の孤島・禁断の秘境いろいろな冠を持つ国だが。読み終え 僕の中でハッキリとチベットが顔を持った。 本書の前半は登山家ハラーの捕虜収容所脱獄からチベットへの密入国という いっけん暗く辛い紀行ドキュメントが延々続くが、意外と楽しんで読めた。 なぜなら収容所仲間との助けあい、旅路で出会う親切な遊牧民・隊商、大自然 チベットの動物たちが、物語を彩るからだ。 後半は冒険家の成功物語と一方で中国共産化の波が描かれる。西欧人ハラー がアジア的な慎ましさを会得し、チベットの食客から若き法皇の教師にまで 登り詰めるドラマは感動を呼ぶし。紀行浪漫としても、遊牧民の風俗誌 (兄弟で妻を共有する一妻多夫には驚いた)や。歴史実話としても幅広く楽しめる。 今は亡き秘境を西欧人の目から紹介する記録としても貴重だが。 僕は登山家ハラーの自然との格闘が一番記憶に残ってる。渡河や吊橋で なかなか言う事を聞かない荷役ロバや牛との格闘や。-30℃のキャンプ生活で 愛犬と肌を寄合う場面などは感極まる。 しかし読み進むにつれ僕は、鎖国の江戸時代と重なり祖国日本の歴史・政治状況を考えずにはいられなかった。我々はイチ早く脱亜入欧を果たしたが、それで楽観できるだろうか。単一民族の我々には、ここで描かれたリスクを体感できない。言葉の通じない組織化された盗賊団に、身を守る武器もなく囲まれた経験や。中国・インドといった貧富・階級差の激しい強国と同じ境界を共有する重圧。これらを想像できる日本人は非常に少ない。この本を読んで改めて非武装中立という美辞麗句がいかに寝言だったかは、辛うじて想像できた。 |
レイプ・オブ・チベット―中華的民族浄化作戦 (晋遊舎ブラック新書 11) (晋遊舎ブラック新書) |
タイトルは扇動的ですが、
内容は現在手にしうるチベット争乱関係本の中でも、 出色のできばえ。 2007年10月から時系列で、チベット内の争乱を 淡々と客観的に記録している。 3月14日の争乱が単なる暴発ではなく、 時間を掛けて澱のように積み重なっていった、 チベット人による不満の爆発と、 死の覚悟を決めた決起だったということがよくわかる。 チベット問題のドキュメントであるからには、 決して楽しくも心躍ることもなく、ただただ悲しく、 切なく残酷で、目を背けたくなる内容なのだけど。 それでもなお立ち上がったチベット人の魂の記録であり、 根底に流れる調べは崇高ですらある。 チベット支援者は全員、歴史書として持っておいた方が いいと思うので5つ星。 20年後の歴史の検証に役立つこと間違いなし。 |
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