ハングリーキッド
GTO DVD-BOX |
GTOは、確か最終回は37%くらいの超視聴率を記録した学園ドラマである。反町隆史と松嶋菜々子は本作の共演がもとで結婚した。今思えば出演者も豪華で、池内博之や窪塚洋介もこれがブレイクのきっかけになっているし、また小栗旬もいじめられっ子の役で登場して「クローズ0」とは正反対の弱い役(笑)を演じている。女優陣は10年後も第一線、というのは少ないが、希良梨は正統派の美少女だったし、騒動のあった中村愛美もいた。とにかく現在まで通じるテーマ(=学校崩壊)を描いているから、古臭くならないのも良い。まだ携帯電話が普及前なので、テレクラのシーンも公衆電話からだったりと懐かしい場面も多いが、当時の同年代〜先生世代から見ると、一種の感慨を覚える。鬼塚先生は確かにクサいが、観ているうちに慣れてきたし(笑)、最後、教師と生徒が一丸となって学校を守るシーンは涙ものだった。映画と違ってTVドラマはどうしても時代性が大きく出てしまうので、受け継いで観てもらえる作品は限られるが、本作はその1本だと思う。 |
GTO スペシャル [DVD] |
高視聴率を獲得したドラマ「GTO」のスペシャル版。 相変わらず、はちゃめちゃな鬼塚先生が見どころです。 ストーリーも連ドラの続きといった感じで、一番気になるところはやっぱり鬼塚先生と冬月先生の恋の行方。 決着はいかに??? GTOファンにはたまらないDVDです。私も購入しましたが、買ってよかったと思いました! |
TOKYO EYES デラックス版 [DVD] |
アート系映画に有りがちな明確なストーリーラインが無い映画です。私が馬鹿なのかストーリーが全然理解出来ませんでした。(特にラストの方が)アメリカ/ヨーロッパ人が日本を舞台に映画を撮ると、エキゾチックさが強調されたり、日本&日本人蔑視が見えたりするが、この『TOKYO EYES』ではそういう表現が全く無いのが良い。「フランス人の目から見えた等身大のTOKYO」を素直に表現していて好感を持った。渋谷系が成熟期で、雑誌『オリーブ(olive)』が存在していた時期の「TOKYO」を映し出している。『TOKYO EYES』を見て、あの頃の「TOKYO」を思い出した。台詞がオシャレだが雰囲気だけで軽過ぎるのが気になったが、日本語台詞が坂元裕二で納得した。これも90年代なのか。
吉川ひなのは、日本人離れした顔とスタイルと雰囲気を持っているが、西洋の雰囲気を持った日本人離れした女優というよりは、PUFFYやHIROMIXと同じ様にチープでキッチュなところが受けているのか現代日本女性の象徴として扱われている。 武田真治は、『TOKYO EYES』で初めて格好良いと思った。柏原崇や玉山鉄二に似てる!演技スタイルは及川光博に受け継がれている。(声も似ているし) 日本を舞台にした映画だと、音楽が京都的な邦楽風か秋葉原的なピコピコテクノになりがちなのだが、それが全く無く普通のクラブサウンドになっているのが良い。テクノ/ハウスを基調とした音楽が、お洒落でサウンドトラックが欲しくなった。 西洋人監督が日本を舞台にして撮った映画だったら、『ロスト・イン・トランスレーション』よりこっちでしょ! |
First Love(1) [VHS] |
主人公の深田恭子が学生の時好きだった先生が、姉のフィアンセとして目の前に現れる…という感じで始まります。 ドロドロしたのが好きな人には面白いのかもしれませんが、どうもすっきりしない、リアルタイムで見ていた当時の私には誰にも感情移入が出来なく、ストーリーにも共感出来ず、ストレスが溜まる一方でした。 今になって、たまたま見る機会があり、でもやはり、半分気が進まないまま最終回まではだらだら見ていました。 最終回で、泣きました。 このドラマは精神病患者のお姉さんが核となっていると思うのですが、昔は可哀相には思っても共感は出来ませんでした。今は、お姉さんの気持ちが痛い程伝わりました。 精神病という、今でこそ少しずつ世間に認識されだした病気ですが、分からない人には本当に分からない病気だと思います。 お姉さんが精神病ってだけで、主な話しは主人公の恋愛なので、世間の人にはより精神病が理解出来ない話しになっているかもしれませんが、お姉の心情としては理解出来るし、間違っていないと思います。 その事を発見できただけでも、同じ精神病を患っている者としては、意味のある収穫でした。 |
チーム・バチスタの栄光 [DVD] |
田口先生が、女性になっている分
なんとなく花がある。 けどその分、全体に醸し出すぶきみな(笑) 感じが薄くなった。(様な気がする) 映画にしたらこんな感じになるのかなぁっていうかんじ。 映画もよかったけど、やっぱり原作のほうが ディーテールが詳しく語られていて 私には面白かったです。 はい ^^ |
LOVE MY LIFE ラブ マイ ライフ [DVD] |
なかなかハッピーエンドが少ない同性愛がテーマの作品ですが、こちらは全体的に爽やかで可愛らしいです。同性が好きだけどハッピーでやってるよ!というメッセージが伝わってきます。登場人物の描写が細かくて、特にサブキャラクターのタケちゃんがイイキャラしてます。学校の様子などは非常にリアルで、演技であることを感じさせません。いちこのパパも、リビングでゲイ雑誌を眺めるなど、細かな配慮が冴えています。セクシャリティを問わず十分楽しめると思います。見終わった時の清涼感が清々しいです。原作はあくまで違う作品なので、どちらが良いかくらべる事はナンセンスだと感じます。私はどちらも好きです。 |
恋愛小説 [DVD] |
観賞直後にこれを書いています。
とても、良かった。うーん…。久しぶりにハッとさせられる感動を味わいました。 レンタルでしたが、DVDを買うつもりです。 切なくて悲しいのに、どこかあたたかな余韻に浸らせてくれる。 すべてを描ききらずに、閲覧者に想像の余地を残してくれるあの終わり方も個人的には好きです。 純愛映画が次々と公開された時期の作品のようですが、これが一番抜きん出ているのでは…。 セカチューにも泣かされましたが、二度見ようとは思えませんでした。 この作品は何度でも見たい。 ここぞと泣かせにくるものではなく、自然と涙があふれてくる作品でした。 私は玉木宏さんのファンですが、特別お芝居の巧い役者さんだと思ったことはなく、 中でも「ただ、君を愛してる」の気弱な学生役はちょっと空回っている印象があったので この作品もどうなんだろう?と見る前は不安だったんですが、ふたを開けてみてびっくり。 どうしてしまったのかというくらい、表現者でした。 監督のお力なのでしょうか??笑 「あれ?あれ…!?どうしちゃったの玉木宏…!」と、終始首をかしげながら見ていました。 表情のニュアンス、モノローグ、動き…どれもよかった。 もともと憂いのある顔立ちですが寂しげな顔、葛藤する表情、虚無の顔、 どれも芝居が大袈裟でなく最小限に抑えられていて、なのにすごく気持ちが伝わってくるので うまい…!と思ってしまいました。 このころの感性をもう一度呼び覚ましてくれないだろうか…。 |
セルソ |
池内博之ファンなら持っていたい一冊。 思ったことをそのまま書いてるので面白いです。 最初から最後まで一回で読み終えた。 池内についていろんなことがわかる一冊! 写真の数もかなり多くてうれしい。 ぜひまた新しいフォトエッセイを出して欲しい。 |
SWITCH Vol.20 No.9(SEPTEMBER 2002) |
今、活躍している人が満載だと思います。マリクワ特集がかなりそれを物語っています。目に見える形でそのとき起こっていた動きの結果が分かる今の方が意外と読みやすかったりするかもしれません。バックナンバーを読む楽しみはそういうところにある気がします。約2年前の中島美嘉も今の中島美嘉になるちょい前くらい感が出ていてなかなか読みがいがありました。 |
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