Mars Attack
マーズ・アタック! |
マーズアタックは全編を通じてレトロ感覚のSFで面白い。特にサウンドは60年代のB級SFを彷彿とさせるようである。オープニングからエンディングまでB級SF好きにはたまらないのりである。是非、聴いてみて下さい。 |
マーズ・アタック!【字幕ワイド版】 [VHS] |
中途半端にA級SFを目指さず、とことんB級映画に徹しているところがおもしろいかも。普通のハリウッド超大作系のように、かっこいいヒーローがみんなを救ったり、激しい戦闘シーンが繰り広げられたりといういかにもなシーンが一切無く割り切っていて逆に良かった。また豪華なキャストがよく出演したなぁと関心するほどみんなチョイ役的扱いで、実は後でかっこいい場面が出てくるんじゃ?という考えをいい意味で全く無視していてすぐに殺されたり、エイリアンも漫画ちっくでその弱点がこれまた超アメリカ的な発想のオチなので下らな過ぎて笑える。オースティンパワーズ系のアメリカ映画が好きな人ならおすすめかも。 |
マーズ・アタック!【字幕版】 [VHS] |
ピアース・ブロスナン、グレン・クローズ、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックスなどなど超有名どころがすぐ死ぬ役だったり、首と胴を切り離されたり、ととてもユニーク。オープニングの円盤がいっぱい飛んでいる映像もティム・バートンの世界、といった感じでブラックなのにかわいい、不思議な感覚です。へこんだ気分の時に見るとなんだかすっきりできる一本です。 |
マーズ・アタック! [DVD] |
祖国アメリカでは「C級映画以下」と評された駄作中の駄作です…なんて言う人達に僕は聞きたい。 あんた、50年代のSF映画観たことある? 恐らくこの酷すぎる評価は、現代の本格超大作に溺れた観客達が「これは超大作じゃない」とC級以下の汚名をつけたんでしょうが。 確かに今観ると雑な出来ですが、エイリアンSFパニックとして割り切って観るとかなり良作に映ります。 さて、この映画。バートン節全開ですぞ! マヌケな大統領はバートン版「バットマン」で見事にジョーカーを演じたオスカー俳優ジャック・ニコルソン、ランドとかいう業者と二役こなしてますが、やはり極めつけは大統領役のアホっぷり丸出し演技。エイリアン達を真面目に説得為てるとこなんて大笑い為ますよ! 大統領の娘役に未だ若かったナタリー・ポットマン、こんな豪華キャストを適当に振り回せるのも巨匠監督の特権。 そして発覚するエイリアンの意外な弱点、この何でもアリな自由な世界こそがSFなんだ‾! 笑いあり、グロテスクあり、アクションありの傑作SFだというのが僕の意見ですが、皆さんはどう思いますか? 同時期に公開したエイリアンもの(「インデペンデンス・デイ」等)と一緒に観ることをお勧めします。 追記 ゴジラシリーズファン必見 |
マーズ・アタック! [DVD] |
はっきり言って変な映画である。しかし無類に面白い作品でもある。
円盤のスタイルにしても、火星人のキャラにしても、またドラマティックなのになんか トボケたテーマ曲にしても、火星人を駆逐する最終兵器(?)にしても、そうとうオカ シイ。ユーモラス、滑稽かと思えば妙に残酷だったりグロテスクだったりする。 あざといパロディーもあるし、いろいろな読み方のできる人物やイメージを満載してい るが、これら混沌の総体は変にクセになる映画ということである。少なくとも私はそう 捉えた。ラストシーンで火星人の死体をグシャッと踏みつぶす元黒人ボクサーの勇姿が 印象的。 |
マーズ・アタック! [DVD] |
クァ!クワ!クア!凶悪でおもちゃのような宇宙人VS善良でどこか間が抜けた地球人の
ブラックでキッチュな戦い。 カルトを極めたメジャームービー!チープなんだけどコストも完成度もトップ級。 B級を極めた超A級映画!ベタ褒めです。大好きです。痺れます。(笑) 公開当時から今まで何度となく見続けてきました。(笑) ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ 、アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、ダニー・デヴィート、マーティン・ショート、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックスなどなど、 豪華俳優人が次々とクァ!クワ!クア!とおもちゃのような火星人のおもちゃのような銃で殺されます。 殺され方もおもちゃのようで、笑えちゃいます。 ちなみにジャックニコルソンは大統領とテキサスの不動産王の2役で出ていて、キャラの違いが最高です。 映画全般に言えるんだけど、50’Sのサブカルチャー的な要素もあり、配役、脚本、性格付け、その他音楽や、アートディレクションが完璧なので、痺れちゃいます。 例えば、地球人の女性に化けてホワイトハウスに侵入する火星人、、、昔のNYのポップロックグループB−52’sのファッションそっくりで、凄くキッチュなんです。(まあ、日本で言うと、、ザ・ピーナッツをもっとキッチュで宇宙的にしたようなファッションなんですけど。) 彼女の歩き方もあのファッションと火星人という設定にピッタリで、痺れきっちゃいます。 おもちゃのような火星人といい、シルバーの異様な円盤といい、人間的な感情を待たないという記号を集積して冗談のような火星人をまとめ、一方では平和や戦いと迷い、サブカル的な神の存在、平和的だけど間抜けな感じに地球人側をまとめ、最後、最も人間的感情の象徴として音楽を使い、地球を救う。。。ティムバートンの明確なコンセプト創りと、それを具現化する細部へのこだわりって本当に尊敬に値します。 ビルマの立琴やサウンドオブミュージックでも、音楽VS戦争というありましたが、音楽そのものが敵をやっつけるという考えも斬新です。スリム・ホイットマンのレコードの歌声がのーんびりとしていていいですね。 必見ですね。 PS:余談ですが、アメリカで公開されてから、某カップ焼きそばのグラフィックに、この不気味な銀色UFOの大船団が、地球に迫るところや、ホワイトハウスに迫るグラフィックが使われていました。 |
映画監督の未映像化プロジェクト UNFILMED PROJECTS |
通好みで癖のある監督(多分にアート系)から誰もが知ってる監督まで、色んな監督の実現しなかった映画について詳しく書かれている。そういった作品のシナリオや原案も抄録されていて、作り手のこだわりを強く感じる。 しかし、カラーページで珍しい写真を出来るだけ見せたかったからか、写真の上に細かい字が沢山書いてある。それが大変読みづらい。たとえビジュアル重視でも、もう少し読みやすいレイアウトに出来たと思うと、とても残念だ。 |
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