The 連打

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巨人と玩具 [VHS]
高度経済成長、大量消費社会。あの浮ついた時代に増村が決別を告げる。
ここに象徴される「巨人」とは社会、「玩具」とは即ち我々である。我々「玩具」は社会「巨人」のスピードに飲まれその呪縛から逃れることはできない。しかしここにはどんなスピードにもブレることのないカメラ「視点」が存在する。ツバくらい吐きかけてやればいい、しかし卑屈になるな。あまりにも早すぎた作品である。

 

開高健~河は眠らない~ [DVD]
 このDVDの中で開高 健、自らが、誰に向かって語っているのだろうその語っている一言一言を、文章に書き起こしてみればわかるが、絶妙の名文であり、最高の人生訓である。
 
 豊富な知識に裏づけされた、決してその場限りの付刃でない薀蓄が、聞く者、観る者を飽きさせない。約1時間の濃密な時間があっという間に過ぎ去ってしまう、至福の感動の瞬間瞬間。

 このDVDにも出てくるが、シングルモルト・ウイスキーをラッパ飲みする豪快さ、それも影響してたんだろうなあ、まだまだ活躍してもらいたいときに亡くなられたのが、誠にもって惜しい限りである。

 このDVDの映像は、1984年に撮られている。まだ、地球温暖化が問題にされなかった頃に、57ポンドのキングサーモンを釣り上げた開高は、むしろ幸せだったと言うべきかも知れない。

 

輝ける闇 (新潮文庫)
ほとんど文学作品は読まない私が読んでいる数少ない作家の一人。プラトーンを久しぶりに見たから惰性でこの本も読み返す。全然ジャンルも内容も違うけど、出だしを読み始めて「限りなく透明に近いブルー」を思い出す。言葉の言い回しなんかがふと似ているように思った。但し1ページ目だけですが。秋山駿が書いている後書きの解説に「これはたいした作品でない云々と三島由紀夫が言ったとか・・」と書かれていますが。こんな文章を見るにつけ、やっぱり俺は三島由紀夫なんかは読む気にならんなあと改めて思ってしまう。人生に対する美学が全く違うもんね。ただこの本は正直なんともいえない書物です。このあと段々と「オーパ」路線に行ったような気がするのは僕だけでしょうか?

 

ベトナム戦記 (朝日文庫)
ベトナムへ行ってから読むとかなり面白いです。

戦時のことがよくわかるし、彼の文章を読んでいると冒険心が掻き立てられます。

 

オーパ (集英社文庫 122-A)
開高先生の小説を読んだのは35年以上前に遡ってしまいます。それ以来、私の趣味はインドアでは音楽鑑賞とアウトドアでは釣りになってしまいました。先生と同じようにフェンウィックのロッドとアブのリールを使って、いろんな池や海で釣りを楽しみました。また家では開高先生が釣ったペーシュ・カショーロなども飼育した経験があります。
結婚して家庭を持った頃からは、めっきりとアウトドアの数が減って音楽鑑賞がメインとなったいまですが、その分、仕事などで悩んだ場合は、池波正太郎先生と開高健先生の本を読み返しては元気付けられております。
比較的若いうちから、お二人の小説を読んでいますが、なかなかお二人のような大きな人物には成りえません。私はできるだけ子供に強要しないように読ませて行こうと考えております。
その価値が十分にある小説家だと信じております。

 


開高健 動画

takeshi kaiko



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