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アメイジング・グレイス~ベスト・オブ・ヘイリー
思春期と呼ばれる成長期のある一瞬の輝きを感じさせるような比類のない歌声でした。このヘイリーの魅力ある透明な声も、まさしくその美しさに煌いていました。

ビブラートは少なくピュアな美しい高音はどこまでも伸びやかに響いていました。
収録されている彼女の14曲全曲ともその印象を持ちましたが、有名な曲を聴きますと、ヘイリーの特質がよく理解できるようです。透明感のある声ですし、軽やかさに満ちており、力強さという点では物足りないですが、天使の歌声という形容にはピッタリだと思いました。

ヘイリーのピュア・ヴォイスという特質を活かした「ベネディクトゥス」は、荘厳で厳粛な雰囲気がよく表現できていました。
「モーツァルトの子守歌」ではお手本のような端正な歌声を聴くことができます。

エンヤの歌でヒットした「メイ・イット・ビー」もステキですし、ケルティッシュ・サウンドを感じました。この不思議な魅力は他のミュージシャンにはなかなか聴くことのできない領域に達しています。ノン・ビブラート唱法もその魅力を曳きたてているのでしょう。

アンドレア・ボチェッリとのデュエット曲「誰も本当の愛を知らない」は、2声を重ねただけですから、もう少しデュエットらしい編曲なら良かったのにと思いました。

この中では、ジョニー・ミッチェルの曲で、ジュディ・コリンズの歌声でヒットした「青春の光と影」が異色です。フォーク・ソング初期の名曲をストレートに上手く歌っています。
「アメイジング・グレイス」から「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」まで有名な曲ばかりですので、声楽曲が苦手な方にも聴きとおしてもらえると思っています。

 

白い巨塔 DVD-BOX 第一部
 フジテレビが鳴り物入りでドラマ化した作品で、現在の低レベルのドラマ界にあっては善戦しているが、いかんせん原作が古くなってしまったこと(たとえば大学教授があんな豪邸に住んでいて上流階級のような暮らしをしていることは今はない)、財前と里見のキャラクターがステレオタイプの両極端であること(おそらく現実の医学会にはどちらも存在しまい)、役者のレベルが恐ろしく低いことなどから、標準的なレベルの出来で終わってしまったのは残念でした。しかし原作にはなかった製薬会社の女性社員の末期癌のエピソードは木村多江の熱演もあって良かった。

 

白い巨塔 DVD-BOX 第二部
前回で念願の教授となった五郎ですが、ここからは更なる野望のために医師よりも癌センター設立のために動いていきます。同時に誤診の裁判とも闘っていきます。病院内にウガイという上役がいるものの同じ考えを持つものとして病院を動かし天下をとったような五郎は裁判も教授選挙と同じく力で無罪を一時は勝ち取ります。上告も大丈夫だろうと周りは思い端からは順調にみえますが、癌が五郎の体を蝕んでいきます。最後の最後で人間として医師としての五郎を見ることができ、悲しいながらもそんな五郎を見ることができ五郎と反対の立場にいる人々はよかったと思うのでは。〔特に五郎をある面で認めていた里見と東は〕五郎と反対の立場の人々は常に苦しい立場にたちながらも己を信じ五郎や力のあるものと闘い続けます。この姿にああはなりたくないと思いながら現実から目をそらし係わらないようする人々と、これが当たり前と思い更に裁判に勝つために力を使っていく五郎と五郎と同じ立場の人々と、この辺りは人間の醜い部分をうまく表現しているのではと思います。五郎は常にこれでいいのか、これでいいのだと自分に言い聞かせながら野望のために人間としての自分を振り払うように動き、葛藤していきます。こういった五郎の人間的な部分は母とのやり取りで感じとるかとができると思います。皮肉にも自らを窮地にたたせた癌によりこの世を去る五郎、悪党の結末を自ら知る形で人生を終わる形にりますが、後悔と安心が五郎のなかにはあったのではと思います。この後半の作品からは田宮の五郎はもうおらず唐沢の五郎が存在感を発揮しています。前作では後半の作品ではやや影の薄い東が医師として人としての自分を取り戻し最後まで係わっていき存在感を出します。反対に大学を辞めた里見は常に五郎に係わりながらもやや存在感が薄れてきます。前作では五郎に身動きができなくされる医師は気の弱い医師という設定から新人の医師に変えた設定はいいのではと思います。登場時はやる気のなかった弁護士ですが自らを取り戻し、その弁護士と供に最後まで五郎と闘う東の娘も前作ではお嬢さんの綺麗な理想と思えたのが、今作ではそうでない設定もいいと思います。ウガイや五郎の妻、五郎の義理の父の悪党ぶりも、ますます冴えを見せ、女の心の中も五郎の愛人と五郎の妻、里見の妻と東の娘を通じてうまく表現されていると思いました。前作では比較的簡単に表現された感のある五郎の最後も前作よりドラマティック表現され見るものの印象に残ったのではと思います。今作は前作と時代が違うので設定を変えた部分がいろんな世代の視聴者に話を判りやすくし受け入れやすくした点がうまく働き、五郎も前作に比べ比較的脂くささがなく、受け入れやすいと思います。五郎の愛人と五郎の母の関係も前作では、やや強引な設定も黒木さんの全てをわかった上で五郎や、その周りの人々を見ている演技によって受け入れやすいのではと思います。全体としてはうまく平成版にリメイクされ物語の本道をそらさない展開が好印象でした

 

白い巨塔 1 [VHS]
DVDがなくて「白い巨塔」DVD-BOXが買えなかったという方、VHSもでました。あの人気ドラマ「白い巨塔」ですので説明は不要だと思います。ビデオでも財前教授が見れますよ!ここはひとつフジテレビが総力を挙げたといっても過言でないドラマをご覧になられてはいかがでしょう?

 

白い巨塔 DVD-BOX2 ~誤診裁判第一審~
大学病院を舞台に、のし上がろうとする野心家の男、徹底した上下関係と政治的圧力、愛人の存在...。ベタベタな設定&展開なのに、すっかりハマッてしまい、毎回ハラハラさせられる。田宮二郎のオーバーアクションともいえる演技も何気に楽しみ! 次の巻が待ち遠しい!!

 

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)
本書は言わずと知れた、医学界を題材に人間の本質を描いた傑作小説です。

貧しい境遇から這い上がり、
入り婿であることの劣等感と遠方の母への思慕を胸に秘めながらも、
医学界での出世のためには手段を選ばない外科医財前五郎。
メスを持たせたら世界レベルの手術を披露し、その実力への自信は揺るぎない。

他方、財前と同期の内科医里見脩二は、
清貧を貫きながら、地味な検査の積み重ねと患者への献身を第一に考えている。
当然、学界での出世や名誉への欲はなく、平穏な学究生活の継続を望んでいる。

物語は、財前の教授昇進を巡る権力闘争の赤裸々な実態の描写から入ります。
そして、財前が教授選に忙殺される中、
里見は検査の積み重ねから癌の疑いを持った患者の診断を、財前に依頼する。
自信と驕りで目の曇っていた財前の診断が、後に彼の運命を大きく左右する…。

財前と里見、そして多数に上る関係者の人間性や克明な心理描写に圧倒されると同時に、
物語の軸となる医療過誤裁判における知識や手続の流れの正確さ、
里見の法律家版ともいえる関口弁護士の奮闘に個人的に感銘を受けました。
また、佐々木商店の傾いていく描写も興味深いです。

本作の魅力は、とてもこのレビュー欄には収まりません。
人間という不可思議な存在に興味のある全ての方に、
ぜひ、ひも解いていただきたいです。
なお、玉にキズがあるとすれば、金銭の価値が一桁ずれている印象があるのと、
女性が、時代もありましょうが、添え物のように扱われているところでしょうか。
もっとも、芯も強く魅力的な方ばかりですが…。

 

白い巨塔〈第4巻〉 (新潮文庫)
心が無い人間は、名誉や財産があったとしても人間の尊厳が無く、嘘を重ねる人間は嘘に嘘を重ね、自分が正しいと主張し、それをたしなめられると開き直り、大きい声を出し人を威圧する・・・
そんな人物描写が法廷のシーンで想像させられた。

「財前教授みたいに人に驕ったり、下のものを卑下したり、上司に媚へつらったりしたくない。結局は罰が当たったんだ。」と結論付けてみるものの、この人の冷徹さの後ろにある虚無感というか孤独感が読者を魅了するのかもしれない。


 

白い巨塔 動画

もう1つの『白い巨塔』




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