日本フォード フリーダ バンプロショップ長野店 (有)パワースタッフ
フリーダ【廉価2500円版】 [DVD] |
全編に亘り鮮やかなラテン系の色彩で撮られていて、実に画面が美しく、芸術家を主役にした映画しては珍しく、いい意味で通俗的な演出なので、観ていて眠くなる事は無かった。
登場人物にディエゴ・リベラ、シケイロス、トロツキーといったそうそうたるメンバーを見つけ鑑賞を決意。フリーダ・カーロの作品自体は昔から素人臭くてどうも感心しなかったが、このような伝記映画の素材としては分りやすいイラスト風で最適だと感じた。 ディエゴ、フリーダ、トロツキーの配役はほぼイメージ通りで適役であったが、シケイロス役のアントニオ・バンデラスがどうも若造過ぎてミスキャスト、ディエゴに勝るとも劣らぬ濃いオヤジキャラでなきゃ。トロツキー暗殺にはシケイロスも一枚噛んでいたという話しが全く無視されていたのも残念。 でもフリーダがトロツキーともできていたってのは知らなかったけど、本当?個人的趣味から言えば、詩人アンドレ・ブルトン、タブロー画家ルフィーノ・タマヨ、トロツキーの個人秘書にして論理学者のハイジェノールトも登場すればもっと嬉しかったけれど、それは無いものねだりでしょうな( ^‾;) ディエゴ役の人、どっかで見た顔だなあ、と思っていたら、はたと思い出しました。『スパイダーマン2』に出ていた、オクトパス博士ですよ。懐かしい! メキシコ現代美術に感心のある人には必見と言って良いでしょう。 |
リーチング・アウト |
H-D-Hと呼ばれた名プロデューサーチームが設立したINVICTUSレーベルの秘蔵っ子(?)、フリーダ・ペイン。INVICTUS版「ダイアナ・ロス」という表現がまさにピッタリのベリー・キュートな歌声で「BAND OF GOLD」「DEEPER & DEEPER」など数々のヒットを飛ばした彼女の、オリジナル・アルバムとしては3枚目に当たる本作は、ベスト盤によく収録される1ST、2NDとは違い、また、ジャケットの強烈さと相反するかの如く実は結構地味な作品。最大の特徴であるノーザン・ビートはやや影を潜めた形になっていて、メロウな曲がならんでいますが、これもまたいいものですよ。#8 「RAINYDAYS AND MONDAYS」は勿論、カーペンターズの超名曲カヴァー! クラブでガンガン掛けるより、ビーチでまったり聴きたい一枚ですね |
フリーダ DTS特別版 [DVD] |
何度観ても、最後のシーンで堪えきれなくなります。。
フリーダはかの土地では珍しい火葬を希望したそうですが 爆竹花火が彼女のベットの周りで派手な音を立てて次々燃えて行く所。 事故に遭ったことで、その後長年に渡ってすさまじい数の 「事故よりもひどい目に遭う」手術を受けねばならず 愛した人には何度も裏切られ それでも、そんな困難を素晴らしくユニークな絵画に昇華して残した。 困難で複雑で痛みに満ちてそれでも表現して、これ以上無いほどの濃密な人生を生ききって、 そして死によって全ての痛みから解放された、 フリーダの「生と死」両方を祝福するかのようなラストシーン。 サルマ・ハエックも、フリーダという画家も日本ではそう有名では ないと思いますが、これほどの人生を生き切った人がいたことを 沢山の人に、観て感じて欲しいと思う作品です。 実在した女性アーティストを描いた映画には、 イザベルアジャーニの「カミーユ・クローデル」という傑作がありますが それに続く素晴らしい作品だと思います。 音楽も素晴らしい! 素晴らしいしか形容できる言葉がないのが恥ずかしい… |
歓びを歌にのせて [DVD] |
ヨーロッパで指揮者として大活躍していた主人公が、過労のため心臓を痛め、第一線を退くことを決意して、7歳までを過ごした故郷の村に帰る。しかし、出生とは違う名前で活躍していたために、彼のことを村で知る人はいない。
聖歌隊を任せられることになった主人公ダニエルだが、 素人ばかりの聖歌隊 聖歌隊の人気に嫉妬の余り、我を失う牧師 DVをやめられない男 新人女優フリーダ・ハルグレンの元気の良い存在 知的障害があるけども聖歌隊に参加したい少年 こうした様々な登場人物が、ダニエルという新しい影響力に触れることにより変化していく。 変化を歓びと感じるものもいれば、自己の否定と捉える者もいる。 しかし、ダニエルの真っ直ぐで自由な心は多くの人に歓びをもたらす。 単に歌がうまくなるのが音楽ではない、自分が持つ素質を開花させてこその歌である。ダニエルが聖歌隊の才能を開花させていく様は素晴らしい。 ダニエルは次々に人々の心の琴線に触れていく。そして、人々は”生きる”ということはどういうことなのかに気が付き、勇気を持って行動を始める。 生きるということの原点に素直に立ち返らせてくれる素晴らしい作品である。 歌はスウェーデン語であるのに、我々の心を深く打つ。 |
フリーダ・カーロ―引き裂かれた自画像 (中公文庫) |
映画が公開された事で日本でもブームになったフリーダカーロだが、彼女の絵を見てとまどう人も多いだろう。私も、初めてフリーダの絵を見たときは非常に衝撃的だった。そこに描かれているのは、目が覚めるほどの原色の色使いに太いタッチ、そしてグロテスクともいえる世界観。
彼女の人生を知っている人が見たら、彼女の人生と重ねあわせその絵にこめられた叫びを理解できただろう。しかし、私は彼女が全く誰かも知らずに見た。強い印象は残ったが、彼女の画集やポストカードを買おうとは思わなかった。 この本は日本人によってしかもフリーダの研究者ではない作者によって描かれている。 それ故、語り口がとても素直でまっすぐであり、分りやすい。フリーダが誰とは知らない人が対象であるということが、より彼女の人生を先入観なしに語ることができるのである。 これを読めば、彼女の絵から発せられる無言の叫び声を感じることができるかもしれない。 |
フリーダ・カーロのざわめき (とんぼの本) |
てんこ盛りの内容、印刷の発色もすごく良いです。 これだけスケールの大きいアーチストの世界を コンパクトなサイズにまとめ、 本人の収録作品のチョイスもよいけれど、 モノクロの写真資料や記事なども、フリーダの世界の 奥行きと拡がりを感じさせてくれる。 フリーダの、激しく、美しく、切実な原色世界が 小さい紙面からはちきれて来そうです。 お値段も手ごろなのが嬉しいところ。 フリーダ・カーロの、 めくるめく世界に魅惑されるための、第一歩。 |
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