KOEI The Best 西遊記 |
コーエーの「封神演義」に続くタクティクス・RPG第2弾。
前作よりも一般向けというか、ストーリー・グラフィック・システムともに分かりやすくなった。 山田画伯によるキャライラストがカッコイイですが、ゲーム部分も三蔵法師が男女ら選択できたり、神獣に変身してド派手な必殺技を使用出来たりと、演出もいいものがあります。 牛魔王や羅刹女までもが味方に加わったりで正に珍道中ですね。 要は「タクティクス・オウガ」の和風版なんですが、そこに独自のエッセンスを加えて十分に楽しめる作りになっています。 |
MEREMANOID ~マーメノイド~ |
バトルシステムが個性的です。
ただ、人魚の物語というのもあって移動がちょっとなれないとめんどくさいかも? ストーリーも不思議な感じのものです。 よく読んでいるはずなのに話がよく分からなかったりもしましたが・・・。 途中までやったのですが、まだ全クリしてません; |
華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) |
蔵書の整理を余儀なくされ、迷った挙句、本書と「図南の翼」だけを残した。
十二国記の世界は、一種の理想郷だ。まず他国に攻め込むと、理由がいかに正しかろうと、王とその補佐たる麒麟は命を落とす。これなら対外戦争は起こらない。王は世襲ではなく、麒麟に「王たる適性がある」と選ばれた者が王座につくが、王としての道を誤る傾向を見せると、麒麟みずからが病んで警告を発する。まさに理想の世界だ。 子どもは、天に持つ資格があると認められた夫婦にだけ授かり、それも木に実る。だから親に「うんでもらった」ではなく「もいでもらった」なのだ。当然、虐待はない。ただ、王が道を誤って不在となると国じゅうに妖魔がはびこり、親を亡くす子どもは出てくるので、決して生きていくのに楽な世界ではない。このあたりの容赦のなさが大好きだ。 シリーズ唯一の短編集である本書は、そんな世界観を余すところなく描き出した傑作選。どの話も面白くて、どこか哀しい。 |
風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート |
アタシは番外編である『魔性の子』を先に読んでいたので、
プロローグが知っている場面で、すごく嬉しかったのを覚えています。 特に今作から、いよいよ現実世界を離れ、小野不由美独特の 『あちらの世界』だけで話がすすんでゆきます。だから入門編として、 ちゃんと先に出ている『月の影〜』は読んでおいた方がいいかもしれない、と思います。 この世界観に……いきなりは、入れねーんじゃないか?と。 幼い泰麒の、本当にあどけない、純粋な姿に、変にキュンとなります。 登場人物の中では、悪く言えば「ウジウジしている」泰麒は、あんまりアタシの 好きなキャラではないんですがね(苦笑)でも、この素直さは萌えでしょ。 愛されて、愛されて……甘やかされる姿が、まどるっこしい! ちゃんと王を選べるの?こんなんで?という想いで、下巻へGO! |
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート |
前半は景王・陽子を含めた3人の少女が出会うまでの道のりを書いてます。
王になり民を先導していかなければいけないが官吏にも小馬鹿にされままならない陽子、海客で虐げられ続けられる鈴、公主の立場から一転どん底に突き落とされた祥瓊、、、一見可哀想と思えるのですが実はそうではなく共通していることは「知らないからやらなかった。」「わからなかったからやらなかった」で済まそうとしていることです。それが如実にでているので「月の影」の前半の陽子が3倍になったようですごくイライラされました。陽子はそれでも経験があるのでいち早く気付き慶の実情を知ろうとしたのでまだましなほうですが、、。 知らなければ知ろうという心は彼女達の心に芽生えなく取り返しのつかないことが起こるまで気付かないのはなんとも愚かだと思います。現実世界にも少なからず彼女達のような人間はいるので彼女達の言い訳がましさ、エンホの教え、などを読んでいると何となく身をあらためさせられるようです。 |